痩せているのに高血圧?それ実は令和版栄養失調かも!遅れてしまった日本の糖質への認識と栄養指導
銀座でエステティック アントワネットという痩身とエイジングケアのエステを経営しております内田姫野です。
読むだけでエステに行ってアドバイスを受けてきたような嬉しい、がんばろうと思えるような気持ちになる記事。
タイトルのお話。
「やっぱりお米を食べないと元気が出ない」
「日本じゃなのだからお米を食べてこそ!」
そう考えている人も少なくないのではないでしょうか。
これまでのブログでもお話しした通り、お米は1膳でおよそ53gほどの糖質がある、高糖質食です。
最近、たるみをとりたくてFTIの施術を受けに来られる方も増えてきて、
痩せ型なのに、高血圧なんですという方もいらっしゃいます。
高血圧と聞くと、肥満やしょっぱいものをたくさん食べた人がなるものと思いがち。
しかし、実はこの10年で進んだ研究では、糖質の摂り過ぎが肥満だけでなく、高血圧などの生活習慣病を引き起こすことがわかってきたのです。
さらには、動脈硬化まで、高糖質な食生活が引き金になるというのです。
年齢を重ねると、脂っこいものや肉は重くてなかなか食べない。
魚はは高かったり、刺身などの生が苦手だけれど焼くのも面倒…という大人の方が見受けられます。
糖質の多い野菜や白米、さっぱり食べられる蕎麦やうどんで簡単にお食事を済ませている方も多いのではないでしょうか。
むしろ、野菜を摂っているしヘルシーだ!などと思い込んではないでしょうか。
実は今からもう7年も前になりますか、2015年、
世界保健機関WHOが、
「砂糖などの糖類の摂取は1日25g以下にするのが望ましい」と発表しています。
こちらの「肥満と喫煙はがんのリスク。あなたの家族や友人は大丈夫?本当の糖質のススメ。」でも書いた通り、1回の食事で摂る糖質量はなるべく15g以下がいいと述べました。
インスリンというホルモンの分泌量が通常値と比べても2〜3倍程度に抑えられるからです。
となると、白米1膳150gでは多すぎるので、40gほどに減らさなければいけないということです。
その分肉や魚、卵や大豆など、タンパク質を多く含み糖質が少ないおかずを多く食べればお腹も減りません。
お腹が減るのも、そもそも高糖質食品を食べて血糖値が急激に上昇し、それによりインスリンが分泌され、インスリンが血糖値を下げてくれることで、
「お腹が空いた」という感覚になります。
お腹が空くということは、糖質依存の禁断症状でしょう。
お米が絶対にダメというわけではありませんが、食べ方に気をつけてほしいということでした。
とはいえ私も新潟県のおいしいお米で育った人間です。笑
たまにはお米を思い切り食べるのもいいですが、食べ過ぎと、日常的にならないように、
お互い気をつけていきましょうね^ ^
それでは今夜もゆっくりお休みください(*^^*)
おやすみなさい☆