ダウンで有名なモンクレールの香水が素敵な香りだった
ダウンで有名な高級ブランド、モンクレールに新しい香水が登場していました。
アルプスの木々にインスパイアされたコレクションで、わたしが手に取ったのは「オート モンターニュ(Haut Montagne」という香りです。
結論から言うと、これほどダウンをラグジュアリーに押し上げてくれる香りもないんじゃないかな、って感じでした。
トップノートはバニラ風味で優しいんですが、ミドル〜ラストにかけてのウッディが猛々しい。
これをダウンの中で、体温で温めたら最高にセクシーな香りとなるでしょうね。
個人的には、スーツの上に羽織るダウン、という装いに似合うんじゃないかなと思います。
イメージは丸の内あたりのビジネスマン。
それと、この香りは寒暖差に強い。というのは、ダウンを着ていたときと、脱いだときの香り方が若干違うんです。
ダウンを着ていれば硬質な香りがするのに、室内で脱いだら、ほのかなスキンノート(肌の香り)がする。
「ギャップ」を感じさせる、大人の色気にあふれた憎い香りです。
「オート モンターニュ(Haut Montagne」は、やっぱり秋冬に似合います。
ダウンのブランドなのでモンクレールのダウンには1番合うと思うのですが、たぶん、お手頃価格のダウンでもかなり上品に仕上がるでしょう。香りの効果ってやっぱりすごいです。
ですが春夏にはイメージと合わないかな?
ある程度の都会で、仕事のできるビジネスマン(男性とは限りません)のイメージです。
ウッディノートはいろいろなブランドが長期にわたって発表していますが、中でもモンクレールの香りは、洋服とのスタイリングを前提にしたとても素晴らしい香りでした。