この香水、飲めるんじゃないか
先日、また素敵な香りを発見しました。
ジョー・マローンの「ジンジャー ビスキュイ(GINGER BISCUIT)」です。
ジンジャークッキーの香りですね。
この香り、なんなら紅茶に一滴二滴垂らしてもいいくらい。
むしろ飲めるんじゃないか? という感じでした。(飲まないですけれども)
さて「ジンジャー ビスキュイ(GINGER BISCUIT)」、チープさがまったくありません。
上等なジンジャーと、シナモンと、ナツメグあたりのスパイスを高島屋あたりで買って、クリスマス前に家族のために愛情込めて作ってる感じ。工場でこの味は出せないでしょう。
そうつまり、ジンジャークッキーのレシピに愛がのっかりました、というような香りです。
わたくしはアメリカで食べた、本物のジンジャー・クッキーを思い出してしまいました。
ジンジャークッキーを食べたのは、人生でその一度だけです。でも食べたときの情景まで浮かんできたから、香りの記憶ってやはりすごいですね。
わたくしはとても良い香りを「飲めそう」と表現することがあります。
実際にはもちろん口にしません。
ただ、子どもとか猫とか愛してる人を「食べちゃいたい」って言うじゃないですか。そんな感覚です。
本当にいい香りって、口に含みたくなる。
口に含むってすごい愛情表現だと思うんですよね。
肌に塗りたいし、寝るときも一緒にいたい。
・・・ということは、「ジンジャー ビスキュイ(GINGER BISCUIT)」をまとっていたらモテるのか?!
この香りは男女ともにいけると思いますが、どちらかというと女性寄り。
香水OKな職場ならギリ大丈夫。
乾燥した季節とは相性抜群です。ヨーロッパなら夏以外、日本なら冬限定かしら。(クリスマスシーンにはぴったりの香り)
ジンジャーのトップノートが消えたあとはバニラやトンカビーンの甘い香りが残るので、ファーとも相性が良さそうですね。
似合う・似合わないの年齢層はとくにないと思います。
「ジンジャー ビスキュイ(GINGER BISCUIT)」2023年のクリスマス限定商品でした。
定番化されたか?までは分かりませんでしたが、リアルタイムでは見逃してしまっていたので、今回はパリのデパートで試してきました。
※パリでは2024年の今も販売されています。(日本でもあるのかな?)
グルマンノート好きな方には本当におすすめ!!
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