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当社がSNSで「おはよう動画」を投稿する理由

当社では、twitterやインスタなどのSNSで、
平日の毎日朝8時に「おはよう動画」を投稿しています。
投稿者は「モーニングうっちー」。
株式会社エグゼクティブの社長である僕です。

営業代行事業を行う会社が、なぜ?と思う方もいるでしょう。
その、なぜ?の理由をお話していこうと思います。

Slackでおはよう

当社では、2019年5月から、
社内全員(約40名)にノートPCを配付して、全社的にビジネスチャット「Slack」を使い始めました。

2017年に「働くのに時間も場所も関係なし!」と、宣言してから、
新たなの働き方を進めていましたが、
その一環で、
「オンラインコミュニケーション」前提の組織を作る為でした。

リモートワークが進み、
明日から、社員同士が直接会えなくなるとしたら?
と考えて、新たな社内のコミュニケーション方法を構築し始めたということです。

「Slack」では、目的に応じで色々な種類のチャネル(会話部屋)を作ることができますが、朝出勤したら、社員同士がお互いにおはようを言い合う為の「おはようチャネル」を作りました。

この時まだ完全リモートワークではありませんでした。
ただし、在宅勤務のみの社員がいましたし、
人形町、立川、山梨の3拠点がありました。
おはようチャネル」は在宅者と出勤者、拠点間の
朝のコミュニケーションを円滑にするために使われました。

運用方法は、まず最初にぼくが投稿して、社員みんなが返信するというやり方です。
投稿の内容は、単におはようだけではなくて、
何気ない日常の事を言って、
ついつい「わたしの場合はこうです!」と、返信してしまうような投稿を心がけました。
こうして、働く場所に依存しない「オンラインコミュニケーション」ができていきました。

とある日の実際の投稿

モーニングうっちー誕生の瞬間

2020年1月、世界はパンデミックとなり、テレワークが推奨され、
多くの企業が
「オンラインコミュニケーション」をしなければいけない状態になりました。

当社も2020年7月から全社完全フルリモートになりました。

リモートワークをしていると、
通勤がなく、また、オフィスに着いた時の
「おはよう!」がありません。
プライベートと出勤の境界線が曖昧で、
朝のコミュニケーションが減ってしまいます。

ですが、当社では既にSlackでの「おはようチャネル」が運用されており、
スムーズにコミュニケーションが取れました。

「おはようチャネル」への投稿も、
開始からそろそろ2年半続いた2021年12月7日、
Slackが動画クリップ(手軽にPCで撮影してすぐに投稿できる機能)を始めた事もあり、
そういえばテキストより動画の方が伝わるかも?
という思いつきで、今までのテキスト投稿に代わり、動画投稿が始まりました。

モーニングうっちー」誕生の瞬間です。

社内向けの動画投稿を何度かしているうちに、
当社以外にも、リモートワークをしている人っているよね?
と気付き、せっかく動画なんだから、
当社以外のリモートワーク中の人にも観てもらって、
仕事モードになるきっかけや、
朝のコミュニケーション代わりに使ってもらおうということで、
「モーニングうっちー」のSNS投稿が始まりました。

毎日配信し続けた結果得られたこと

社内への動画投稿当初は、営業ノウハウを中心に考えていました。
ありがたいことに、社内投稿は毎回返信があるために、
反応が良い/悪い、がわかりやすいです。
「オンラインコミュニケーション」活性化が目的なため、
反応が良くない投稿は、改善すべしということになります。

たとえば、同じ営業ノウハウを言うのでも、
「返信は早いほうが望ましい」など、
上から教えるタイプのものは反応が良くなく、
逆に「こんな店員さん最高でした~」と、
共感系で伝えると反応が良いと理解しました。

また、営業ノウハウもネタが尽きるので、
テキストで投稿していた頃のように、夜ご飯レシピあり、地元ネタであったり、
クイズであったり、返信しやすく、
コミュニケーションが生まれやすい投稿を混ぜていきました。

いまのところわかってきたことは、
コミュニケーション活性化の為には、
動画でもテキストでも大きなポイントの違いはなく、

「ぼくはこうだけど君は?などの質問」
「テーマが難しすぎず簡単に返信できる日常の事」
「くすっとしちゃうことでつっこみポイントがある事」

などが有効だと理解しました。

視聴者からの反応

SNSへの投稿を始めて以降、まだほんの少しですが
動画を観た方からのリアクションがありました。

「とても元気をもらいました!」といった内容です。

この反応をもらった時に、
おはようを言うだけで、世の中の一人だけでも
元気になった人がいるなら、それはそれで価値があるな

と、思いました。

あくまでも、僕が「おはよう」を言う相手は、
リモートワーク中の社員で、SNS投稿はおまけではあるけれど、
動画を観て元気になってくれる人がいるなら、続けてみようと思いました。

もし、おはよう不足の人がいるなら、
「モーニングうっちー」を観て、笑顔になったり、
朝のコミュニケーションを補ってもらいたいと思っています。
ついでに当社の事を知るきっかけになるなら、
それはそれで良かったなと思います。

これが、当社がSNSで「おはよう動画」を投稿し続ける理由、です。

最後に

リモートワークでは、対面とは違う、
非対面に対応した、オンラインコミュニケーションをとる必要があります、
当社の事例が少しでもヒントになれば嬉しいです。

また、当社は営業代行事業者として、
クライアント企業の営業を支援する立場にあります。
動画を使ったコミュニケーション手法は、
営業現場でも有効活用できることがわかっています。
毎日の動画投稿で、さらなるノウハウを得て、クライアントに還元していきたと思っています。

■エグゼクティブの取り組み
全社で永続的な100%テレワークを実施しています。
今後も、柔軟な体制を強みに、一人ひとりの多様な働き方、
安心して成長し続けられる環境作りを目指してまいります。