変化しますから、残念!!って話
コロナウィルスの影響で世界中のルールが強制的に書き換えられた。
時間を持て余し、出口の見えない真っ暗なトンネルを無理やり歩まされる日々。不安と恐怖に押し潰されそうになりながら、それでも前を向いて歩いていくと決めた人々。
確実に新しい時代に突入しようとしている。これまでの当たり前がまるで通用しなくなった。流行りに乗じて「在宅ワーク詐欺」なる新たな世界観まで世に生み落とされた。
でもこれに対して僕は結果的に良かったのではないかと思っている。
コロナのせいで世界中でたくさんの人が亡くなった、それを良いと言っているのではない(それくらいわかって欲しい)。それを通じてリモートや在宅ワークが取り入れられ、いざやってみると「できるじゃん」って感覚の人は結構いるんじゃないかと思っている。
そう、そんなもんだ。
むしろそれこそヒトの力であり、時代や時間、環境の変化に最も柔軟に順応したのが人間だ。順応できずに滅んでいった生き物がたくさんいる。もちろん人間が進化したことによって場所を奪われ、滅んでいった生き物も存在するだろう。地球上のあらゆる循環・調和を侵しているのは人間だと言う者もいる。
でも、きっとそんなもんだ。
時間と共に僕らは常に進化する生き物だ。だったら問題としてあげられるのは、その環境に留まろうと進化や変化を拒むことなのではないだろうか。
アフターコロナやウィズコロナ、そもそもコロナ以外のその他もろもろのウィルスと”共存”していく時代がやってくると言われている。同じことをしていてはいつかそのサイクルから追放される時がやってくるのではないだろうか。
そのほうがよっぽど不安だ。
「今、私たちが生きているこの世界は、そのような方向に進んでいくと決まったのだ。じゃあどうやってうまくやっていくかということの方向に舵を取ったほうが効率的かつ効果的なのではないでしょうか。」
って考えたほうがいいに決まっている。
飲食や小売の世界はいま本当に苦しいと思う、けれどみんな泣き言言わずに必死にもがいている。それどころじゃないからだ。串カツ田中がクラウドファンディングを活用したように、アドビがサブスクリプションモデルに大幅に舵を切ったように、今の時代にマッチした方法を模索する時間に身を投じたほうが5年後、10年後の未来が大きく変わることは間違いない。
もしかすると失敗してしまうかもしれない。でも失敗を経験して次のステージにたどり着いた者と、何もせずに同じステージに立たされた者とでは経験値に圧倒的な差が生じるのは明確だ。
そのとき、あなたならどちらを応援したくなるのだろうか。倒れても倒れても這い上がり前に進み続ける人と、自分は何も失おうとせずただ都合よく縋り付いてくる人。どちらの力になりたいと思うのだろうか。
また、それを選ぶこともこれからの人生を大きく左右してしまうのかもしれない。
ただひとつだけ、選ぶのはあなた自身だ。
隣に座っている人でも大切な家族でもない、あなた自身だ。
僕はこの数年の経験を経て、同じような世の中のパパに言いたいことが一つだけある。
家族のせいにすんじゃねぇよ。
大切だって言ってる家族に責任押し付けてんじゃねぇ。
家族や恋人、友人のためにも新しい環境・変化を恐ることなかれ。