見出し画像

子供に伝えたい事〜選択できるようになりなさい

こんにちは。
小学校の高学年になった娘。
可愛い赤ちゃん時代からあっという間におませな少女時代です。
時々、娘から鋭いご意見を頂きます。
そうだな。確かに、私も小学校の高学年にもなると今とそんなに物の考え方が変わっていないかもな。それは大袈裟かもしれませんが、、笑

実家のお隣に私達兄妹を自分の子供のように可愛がってくれていたご夫婦の叔父様から、娘と同じ年齢の時に『もう君はすっかり大人な物の見方や考え方をしているね。』と言葉をかけてもらった事を鮮明に覚えています。

自分が子育てをするようになり、そして自分と同性の子供を持つとそれがよくわかるようになってきました。実際、娘はまだ子供ですし、甘えたい時もあるし、未来の事を考えて行動するとか、時間は有限であるとか、そういう事に関しては疎いと思います。小学生の頃はそこまで考えないで、ゆっくり大人になってもらいたいと思いつつ、昨今の中学受験の情報や、娘の学校では8割が塾に通っていると聞くと、我が子にも塾という選択をさせた方が良いのかと悩む母です。
そんな中、私が娘に対してアドバイスをする際に軸にして伝えている事があります。

皆さんにはこれから未来を生きていく子供達にこれだけは伝えたい事ってありますか?
私が一番に娘に伝えたい事は下記の通りです。

将来、自分で物事を選択出来るように備えなさい。

選択って漠然としていますね。
日々の事でいうと、朝の起床時間から、ご飯をどのくらい食べるとか、
今日はどんな服を着るとかでしょうか。

そして、年齢を重ねると、進路を決めるとか、誰と一緒にいるとか、
何を学び、どんな仕事に関わり、どこに住み、どんなパートナーと過ごし、
いつまで働く?・・・・

人生って、選択する事で溢れていますね。

娘には、誰かに決められたものではなく、自分で選択する力をつけて欲しいと思っています。これしか選べないではなく、自分がこうありたいとか、複数の候補から自分で選べるような人生を歩んで欲しいと思っています。

私はある程度は自分で選択を出来た人生を歩んでいると思っています。
自分で選択した事で、辛い事もありましたがそれでも自分で選択出来たから責任を持てていると思っています。
ただ、今まで無意識に自分の選択に制限をかけていた部分も感じます。

昭和生まれの私は専業主婦の母を持ち、どちらかと言えば亭主関白な父を見て育ちました。同性の母からは女性としての生き方を教わりました。その中には家事は女性の仕事的な考えも含まれていたと思います。食事の準備は女性がするものであるという考えからか、男兄弟より私へ家事のサポートを頼む母でした。それが良い悪いではなくそういう時代背景と母の無意識のバイアスから来ていたものと感じます。

それにより、結婚や出産、子育ての場面で私は少々一人で頑張りすぎたところもありましたし、自分が女性だからと勝手に仕事量を制限して家庭や子育ての割合を自分に課したところがありました。それについては自分が選択した事なので後悔はしていませんが、もっと違う選択があったとも思っています。

反対に男性だからというだけで何かしらの行動制限も持った方もいると思います。
ここでは、私が女性として生きてきたから感じた知見を記しています。

私は娘に常日頃、女性という性を理由にした制限はかけないような言葉掛けを心がけています。もっと、自由に選択をして欲しいし、これからはそういう時代ではありません。
私の勤務先はいわゆる大手と呼ばれる会社組織ですが、正直まだ上の年齢の世代には無意識に女性の立場を昭和的な感覚で見られていない方が多くいらしゃいます。世の中の動きを頭ではわかっているけど、長年の社会背景や家庭環境から実際には受け入れられないのではないかと思います。
あと10年もすれば世代は交代するかもしれません。でも、まだ10年くらいは変わらない。でも今の11歳の娘が社会に出る頃には今と全く違う世の中になっています。

だからこそ娘には、今のうちに選択できる力を蓄えて欲しい。
一度きりの人生、選択できた方が楽しいはずです。

じゃあ、一体、選択を出来るようにするにはどうしたらいいの?という話です。
私は、傷つくことを恐れず、何事にもtrial and error ではないかと思います。
大人になっても自分が傷つくのは怖いものです。
傷つく前に予防線を張ってしまうというズルいことをしてしまいがちです。
親としても何とか子供には傷つかない道を進んで欲しいと思ってしまいますが、そこは子供のうちに次に繋がる失敗は多少なりとも持った方が良いと思います。それが、将来で致命的な傷を負わない為の選択ができるようになる糧になると思います。

皆さんは、どう思いますか?

最後に、
娘よ、算数が苦手とか言っている場合じゃないぞ。
将来こんなの使うの?と、一丁前に主張をしてくる娘。
母も算数や数学は苦手だったけど、将来自分が物事の選択をできる立場になる足がかりとして小学校で教わる算数はきちんと習得して論理的思考力は蓄えておこう!
まずは娘に伝えたいです。(笑)

最後まで読んで下さりありがとうございます。
これからも、自分の子どもに伝えたいこと、親子のコト、モノ、私のなんでもない日常のコトを不定期に綴ってゆきたいと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!