毒親家庭の子供は「努力不足」なのか?【フラッシュバック注意】
大変メンタルがえぐられるツイートを見てしまった。
キツイ…
これにつくリプもキツイ…
とても精神的にやられる。
こういう内容のツイートは炎上商法でも使われるし、こういう意見を持ってる人は多い。
なぜなら日本は自己責任論の国だからだ
優秀な大学に通う学生の中にも自分は努力してココにいる、大学に行けない奴らは努力が足りない自己責任だ。と当たり前の顔をして言う学生は多く居る。
奨学金の問題だってそうだ、
奨学金を借りるのは自己責任で金がない奴は国立に行け。そこまで頭がないやつは大学に行く価値がないし文系はカスだから賃金安くても仕方ないね。
私は貧しい家庭環境や母親の精神的なケアをしていてアルバイト先ではセクハラを受け、未来に希望もなく毎日死にたかった。
1人の友達には、
「悲劇のヒロインぶってる!人のせいにし続けても変わらない」と言われ、
もう1人の友達からは
「私もお姉ちゃんが彼氏作って帰ってこなくなって寂しかったし、お父さんとお母さんが喧嘩してるのを努力して辞めさせたよ!あなたは努力が足りなかった!」
と言われた。
どちらも高校3年生の時で、みんな私立からそれぞれ推薦や私立、短大などに進学しようとしていた時期だ。ショックで、死のうと思った。
子の努力で親の喧嘩をやめさせられるような喧嘩ってそんな程度の喧嘩なんじゃないでしょうか?
親の離婚の問題で自分が悪いんじゃないかなんて
小学低学年の時に散々自分のことを責めたよ。
母親は何度も自殺未遂してお腹に刃物を当てられて
心中しかけた。
お母さんがトイレで何度も死のうとしてるから
お母さんがトイレに行くのも不安でトイレを開けてもらってた。
父親の愛人から嫌がらせをされた、誘拐されそうになった。
ここまでハードなことは人には言わないけど、
私の「努力が足りなかったから」と言われると
なかなかキツイものがある。
今回のツイートもこう言う感情がフラッシュバックして辛くなってしまったのだと思う。
当時は友達に対して「子供なんだな。そう思える家庭環境なんだないいなあ」と思ってたけど、
大人になってもそう言う考えを持ってる人は多く居る。
なぜなら自己責任論の国に生きてるからだ。
やはり自分語りをしてウザイとか友達のように悲劇のヒロインぶってる、そう思う人も居るんだろう。
これはわたしの意見なんだけど、
もう大人になってしまっているからこそ
安心して生きられる環境じゃない子供が安心して生きられて、自分の将来の選択を選べるようになってほしい。
女は短大勉強しなくていい、そう考えてる人はまだたくさん居るのでそれを無くしたい。
そう思うから安心して生きられないかつて子供の現実を書いて知らせるのは必要だと思う。
見えない世界はないことにされてしまうから。
別の視点だと自分は辛かったと認めることも
心のケアになると思うし、書くことは一つの精神的なケアになると思うし、整理するきっかけにもなると思う。
「毒親」のジャンルはとても幅広い。
お受験ママみたいなのも毒親の一つだと思うし、
明日生きられるかみたいな壮絶な家庭に育つ子供は死ぬほどいる。
みんな大人になって生きてるし、普通に生きてる。
普通に生きられてない人もいるけど生きてる。
ギリギリで生きてる人もいる。
もし壮絶な環境で逃げて生きてる人がいたら、それは良かったねと思う。
逃げるために男の家を転々としてパパ活して…みたいなそういう人も知ってる、けどそれってするべき努力なのかな?逃げるために買春しなきゃいけないって冷静におかしくない?と私は思う。
人にマウント取ったり説教するのは気持ちいい。
安全地帯から人に物を投げるのは快適だろう。
自己責任論の悲しい国と、それに適応する悲しい人たちだ。そんな国でギリギリで生きてる。
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