来し方をちょっとかみしめて
2018年も師走に入り、なんとなく自分の来し方を振り返る機会が増えてきました。
とりわけ、Spiritual Anatomy®のプラクティショナー関連でここまで体験してきたことを眺め直してみると、あらためて感慨深いものがあります。
初めてプラクティショナーコースに参加した当時のノート。
カウンセラー/セラピストとしてのベースになっていると言っても過言ではない、数々の大事な学びと発見が綴られていて。
Spiritual Anatomy®主宰者MOMOYOさんから伝えられた様々なことに加えて、
自分自身について感じていたこと、どうしてこんな自分になっているのかの分析、そして本当はどうなりたいと思っているのか…。
読み返してみると、少しこっぱずかしいくらいの気分になります。
努力しなければ…
前に進まなければ…
成長して行かなければ…
夢中になって頑張れるような、自分の役割を見つけなければ…
そんな言葉の羅列と、それを阻んでいると思い込んでいた周囲への恨み言の数々。
大きな企業を渡り歩いて、肩書を求め、自分が『出来る人間』としてあり続けることを課し、無理難題で自分を苦しめ、存在価値を疑い、ぐるぐるぐるぐる…。
それらを持っていた自分が居たことはなんとなく覚えているけれど、まったく当時の気持ちは蘇ってこない。
なんでこんな風に思い込んでいたんだろう??
ほんのちょっと立ち位置を変える、ほんのちょっと止めてみる、ほんのちょっと諦めてみるだけで、物事の受け取り方ってこんなに変わるのに。
…まぁ、実際は「ほんのちょっと」では済まなかったような気もしますが💧
喉元過ぎればなんとやら、です。
問題が問題ではなくなって行く、その過程の実体験。
これを知っているから、他の方にも味わっていただきたいと思うようになった。
当時はまさか、自分がカウンセラー側になろうとするなんて、塵ほども考えていなかったけれど…。
ほんとうに人生は分からない。そう思います。
そして、行く末も。
≪巻頭写真:Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash≫