24年卒の情報系大学生の就活スケジュールとオススメ戦略【キャリア】
情報系の大学に通う私は、2024年卒として3年生のうちに就職活動を終え、最終的には、2社から内定(内々定)をいただきました。
今回は、私がどのように就活を進めてきたのか、そして、個人的にオススメする就活の戦略についてご紹介します。
はじめに
まず、皆さんにお伝えしたいのは、私が「3年生の1月時点で、すでに就職活動を終えていた」ということです。
これはつまり、時期によっては、今回お話する内容が、これから就職活動を始める方にとって、必ずしも参考にならない可能性があるということです。
しかし、私の経験を共有することで、何かしらの気づきを得られるかもしれません。そのため、最後まで読んでいただけたら幸いです。
スケジュール
就職活動の期間は、大学3年生の4月~12月までの9か月間でした。
志望業界
私は「ソフトウェア・通信」業界、いわゆる IT 業界を志望していました。将来は「システムエンジニア」として活躍したいという目標があったので、志望業界はある程度絞っていました。
また、システム開発やソフトウェアの仕事内容としては、「組込みシステム」より「プロダクト / サービス」の方に重点を置いていました。これは、私の個人的な好みによるものです。
企業選択の基準
私が今の会社を選んだのには、大きく3つの理由があります。
企業の対応が丁寧だった
インターンシップや説明会のお礼メールを送った際、必ず返信があったことです。これは素直に嬉しく、企業側の誠実な対応を感じました。
次に、大学の予定と重なる場合でも、個別説明会の機会を設けていただいたことです。
私は学業を優先して就職活動を進めていました。そのため、説明会の日時が大学の講義時間と重なってしまう・・・ということがありました。
そこで、担当者の方に相談したところ、後日改めて個別説明会の機会を設けていただくことができました。これは、学生にとって非常に助かる対応だと思います。学生のことを第一に考えて下さる企業姿勢に感銘を受けました。
大学で得た知識と経験を活かせる仕事だと思った
これは、「大学の専門性と仕事の内容がリンクしていれば、優位なチャンスを得られる可能性が高くなる」と考えたからです。
もちろん、企業の事業に関する知識が全くない人でも、研修を通じて知識やスキルを身に付けることは可能です。しかし、最初からある程度の基礎があれば、就職活動での面接だけでなく、入社後の周りからの信頼度や仕事の機会など、総合的な面で有利になると考えました。
職場の雰囲気が良かった
これには、学生と社員、社員同士が、お互いのコミュニケーションを重視していたこと、そして社員の方々が、それぞれの目標について熱心に語っていたことが挙げられます。
直感は意外と重要!
ここで、「直感は意外と重要!」ということについて。
例えば、こんな経験はないでしょうか? これらは、実際に私が経験したことですが・・・。
そんなとき、「少しでも違和感や不快感があったなら、その企業はあなたに合っていないかもしれない!」というお話です。
内定が1社しかない状況では仕方ありませんが、違和感を感じたら無理に進む必要はありません。直感を信じて、より自分に合った企業を探すことも大切だと思います。
選考試験の内容
内定をいただいた企業の中で、1社ではインターンシップで優勝したため、最終面接のみの選考となりました。なんと!
最終面接では、次のような内容の質問を中心に掘り下げられました。面接時間は、1時間程度でした。
他社の選考で受験したテストについても、参考書をいくつか紹介しておきます。詳しくは、「参考 / 関連ページ」をご覧ください。
ほかにも、競技プログラミングのような問題を解くものもありました。
オススメ戦略
大きく6つありますが、順番に紹介します。
キャリア支援室を利用する
就職活動全般について、どんな些細な悩みでも相談できます。何か不安なことがあれば、すぐに予約をして、キャリア支援室に直接相談してみると良いでしょう。ただし、相談する前に、準備すべきことがあります。
それは、「現在の状況を整理し、相談内容を具体的に言語化する」こと。
例えば、全部を丸投げするのではなく、「ガクチカが書けなくて困ってます」とか、「この文章をブラッシュアップするには、どうすれば良いですか」など、とにかく言語化することが大切です。
お礼メールを毎回送る
インターンシップ・説明会・面接が終わったら、その日の内にお礼のメールを送ってみましょう!これは、社会人として当たり前のことだと思っています。
また、企業選択の基準でもお話しましたが、企業側の反応を探ったり、ビジネスメールのマナーを学んだりする良い機会にもなります。ぜひ積極的に取り組みましょう!
逆質問を極める
面接では、担当者の方に質問をする時間がありますが、このとき、「担当者の経験や価値観を引き出す質問を用意する」と良いです。
具体的には、次のようなものです。「ソフトウェア・通信」業界でもあるので、それに寄った内容になってます。
それぞれの質問を見てみると、明確な意図が感じられると思います。私の場合、企業についてではなく、個人に対する質問を用意することで、その人の価値観に賛同し、尊重できるかどうかを判断していました。
有線 LAN ケーブルを使う
これは意外と大事です。特に、オンライン面接などに言えることですが、Wi-Fi 通信の安定性を高めるため、有線 LAN 接続が推奨されます。
「途中で接続が切れて、相手に電話しないといけないー」なんて事態は避けたいです。ないよりは、あった方が良いということで紹介しました。
「OfferBox(オファーボックス)」を登録する
個人的な一番のオススメです。
オファーボックスとは、企業から直接スカウトが届く就活サイトのことで、大手・外資系・ベンチャーなど、約16,500社の優良企業が登録しています。実際、私が内定をいただいた企業は、すべてオファーボックスを通じてオファーがあった企業からでした。
オファーボックスを利用するメリットは、大きく2つ。
まず、「就職活動の効率化」について。
オファーボックスは、企業側からオファーが来る仕組みのため、その業界・企業を知る良いきっかけになります。私もオファーが来るまで、内定先の企業を知りませんでした。就職活動と向き合っていない時間でも、企業からインターンシップや選考に関する情報を受け取ることができるため、就職活動の効率化に繋がります。
もう1つのメリット「自己分析の実践」について。
オファーボックスには、「プロフィール入力率」という概念があります。これは、自分のプロフィール情報が、どの程度入力されているかを示す指標で、企業からのオファー受信率と密接な関係があります。プロフィール情報には、自己PR、ガクチカ、志望業界・職種などが含まれます。
プロフィール入力率が上がれば、オファーの受信率も上がる、という仕組みのため、必然的に自己分析が重要となります。つまり、多くのオファーを受けるためには、自己分析にしっかり取り組む必要があるということです。
余談ですが、note で「オファーボックス」の記事を書いています。気になった方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。ほかにも色々記事を書いています。
「paiza 新卒」を登録する
paiza 新卒とは、IT エンジニア志望の学生向けの就職活動支援サービスで、プログラミングスキルチェックを受け、その結果に基づいて企業とマッチングする、という仕組みのものです。
実際には、プログラミング課題を解き、自分のランクを上げていくことで、オファーの数が多くなる、というイメージです。私は、オファーボックスより後から登録したこともあり、あまり長い期間は利用しなかったのですが、低いランクでも、それなりに多くのオファーをいただいていました。プログラミングスキルを活かしたいという方には、非常におすすめです。
最後に
最後に、皆さんにメッセージを共有して終わりたいと思います。
1つ目、自分が納得する就職活動を行うこと!
無難な選択をするのではなく、最後の最後まで悩み尽くしましょう。
2つ目、体調管理に気を付けること!
パフォーマンスを最大限に発揮するためには、健康と睡眠が最も重要です。
3つ目、卒業すること!
就職活動を終わらせたとしても、卒業できなければ、すべて水の泡です。しっかり卒業してください!
以上です!
最後になりましたが、数あるサイトの中からこの記事を最後まで見てくださった方にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました!
これから就職活動を始める方にとって、少しでもお役に立てればと思います。
参考 / 関連ページ
【一度は受ける可能性が高い】SPI&テストセンター / オフィス海著
【SE・プログラマー向け】CAB・GAB / SPIノートの会著
USB ハブ + 有線 LAN アダプター / IODATA
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