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Leicaを使い始めて1年が経ちました

去年の今頃、所属するオンラインサロンのグループ展として100人規模の写真展を運営しました。
全て終わり、疲労感と充実感に包まれて自宅のベッドで寝付く前に何気なく開いたメルカリで見つけたLeica Ⅲf。
それは眠気のせいなのか、解放感からなのか。
特に購入する気はなかったのに、気がついたら「ポチって」いました。

正直、僕はあまりLeicaに対して思い入れはありませんでした。
いや、今もメーカーとしてはそこまで特にないと思います。
ただ丁度その頃、まわりにやたらとleicaオーナーが増えていました。
日本ってそんなに金持ちの国だっけ?って思うくらい、SNSに流れる購入報告。
それに対してネガティブな感情を抱いていたのも事実です。
あー、買って満足するもんなのね、と。
だって購入報告してから聞くのが「いい写真が撮れた」ではなく、
「やっぱりLeica難しい!すごい!」なんだもん。

反面、何がそんなに掻き立てるのか、と気にもなっていました。

そんなLeicaが56,000円で、しかもレンズ付きで手に入る。
フイルムカメラ、しかも装填する時に一々切らなきゃいけない。
今時にありがちな、便利でそれっぽい所有欲重視のカメラではなく、まさに「オリジン」とも言えそうな、最初に相応しいであろうカメラ。

友人が撮ってくれた1枚

そして手に入れてから1年、沢山の写真を撮りました。
フイルムや現像代の高騰にも負けず(心折れかけましたが)
よく撮ったなと思います。

んで、結果。
Leicaを使って1年、どうだったか。

とりあえず、こんな写真を撮っていました。

他にもたくさんあるのだけど。
何本撮ったとか、何で撮ったかとかは覚えていなくて。
見たらだいたいわかるけど、よく撮ったなぁくらい。

肝心のLeicaとは!は未だにわからないけど、このカメラを買ってよかったなと思います。
先日の写真展で、1年間を通してこのカメラで撮った写真のブックを見た友人に「うっちー、すっかりバルナック使えているね」と言われたこと、実は今年嬉しかったことランキングのかなり上位に入ります。


ということで、Leicaがどうこう、ではなくて。
単純にこの使いにくい不便でコストのかかる、しかし、妙に手に馴染み煩いことを言わずに丁度いい距離で、ただ写真を撮らせてくれるカメラは間違いなく僕のカメラだと思います。
いつまでも使えるように、肝心のフイルムが無くならないことを祈って。


さて、次は今年運営した2つの写真展の話と、来年の予定を書こうと思います。

では、また。


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