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久しぶりのランニングで息子にも優しくなれた

週に1回夜に、息子と息子の友達と外で7キロ程ランニングをしている。私は専ら給水係兼見守り係として自転車でついていく。二人の体力向上のために続けている。ランニングの日、息子が「どぶに落ちた」と片方のスニーカーを泥だらけにして帰ってきた。靴下も泥まみれ。

すぐにスニーカーは洗い、すぐ干してもランニングは不可能。という事で室内履きでランニングができるよう、その日は体育館で行うことにした。

私は自転車を漕ぐ必要もなく、運動不足が続いており急にやる気スイッチが入った。一緒に走ることにしたのだ。

息子が生まてまだ小さい頃は、毎日5キロを早朝走りハーフマラソンに数回挑戦した。夢は、ホノルルマラソンでフル完走だったっけ。そんな事を思い出し走り始めるが、身体が重くて重くて仕方がない。

しかし汗びっしょりになり、気分爽快。こんな気分久しぶり。

二日後に筋肉痛がくる年頃になってきたのはわかっているが、15分走り最後にダッシュ。太ももが上がらない。でもダッシュ。

これを続けてみようかな。

ホノルルマラソンの夢を実現できるように、リスタートを切りたいと思った。なんだかワクワクしてきた。

体育館に到着したら、息子のシューズを忘れている事に気づきまた自宅へ戻るハプニングもあった。私も走るぞ!というワクワク感からか、いつも怒鳴って起こってしまうが今日は穏やかな自分がいたのも笑えるものだ。

息子中心で送迎ばかりの、私のプライベートの枠に息子と一緒に走る事を共有してこんなにも違うなんて。心の持ち方で変わるのに気づかされた。

息子よ、いつも怒ってばかりでごめんよ。


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