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日本海に浮かぶ小さな島•粟島旅行記#1

9月上旬、遂に新潟県北部の離島”粟島”へ一泊二日の旅行へ行った。
遂にというのは、本来昨年に行くはずが諸事情で3度もリスケになったから。しかし、このタイミングがベストだったと今なら言える。


日本海の離島・粟島とは

見渡す限り大自然が広がる『粟島』
伝統、釣り、キャンプ、海水浴、サイクリング・・・。
思いっ切り自然と戯れることのできるスポット。

場所|新潟県村上市(本土)から北西に35kmの海上に位置する
面積|9.78km2
周囲長|23.1km

粟粒のように小さいことから『粟島』と名付けられたという説もある。
島の東側の「内浦」、西側の「釜谷」の計2ヶ所の集落があり、人口は350人程で小中学生は合わせて30人くらいだが半数以上は『しおかぜ留学』という島外からの入学・転校生である。

Access/フェリーで島へ

粟島へ行くには新潟県村上市の岩船港から粟島汽船で向かう。

普通船フェリー ニューあわしま【所要時間95分】
高速双胴船 awaline きらら【所要時間60分】
・1日1~2本程度の便
・港から島までの運航距離は35km
・無料駐車場も有り

私たちは、普通船フェリーへ乗り込んだ。
エアコンの効いた船内は綺麗で新幹線のように座席が並ぶ。
カーペットのスペースもあり寝転がっている人もいた。小さい子が居る家族も安心だ。女性専用室もあった。
船旅を味わいたいのなら遊歩甲板椅子席で景色をみながら風を感じるのが良いだろう。
しかし、私のお気に入りは船首の辺り。椅子はないが向かっている粟島がどんどん近づく様子をワクワクしながら眺めていた。出港や入港時に甲板員さんの仕事ぶりも見れる。
約90分の船旅はびっくりするほど穏やかな波で船酔いすることなく到着。
到着すると民宿の方々が笑顔で旗を持ち出迎えてくれた。私たち以外にも数組観光客がいたが、夏休みシーズンが終わったためかなり少なくなったそうだ。


お気に入りの場所から


太陽の反射が美しい

透き通る青い海で海水浴

宿の方の車で宿まで向かう。船の到着した東海岸から民宿のある西海岸・釜谷地区へは、山を越えていく。くねくねの道はアトラクションのようで子供たちはわーきゃー喜んでいた。
民宿に着き、水着に早速着替え歩いて2、3分の海水浴場へ。
釜谷の海水浴場は岩場の多い石の浜。
透き通った青い海を覗けば小魚がたくさん泳いでいる。
波がなく遊びやすい場所ではあるが石や岩も多く、尖っていたり急に深くなったり浅くなったり少々危険。マリンシューズは必須。
息子が海に潜り魚を追いかけている中、私はというとひたすらシーグラス拾いに夢中。ものすごい綺麗なシーグラスが多くて大興奮。
そして、粟島釜谷地区の醍醐味と言えば海に沈む美しい夕陽!!
夕陽の中の海水浴はとても贅沢な気分で、沈む瞬間は息を飲んでしまう。

透き通る海
日が暮れるまで海水浴


美しい沈む夕陽
古き良き港町


遊び疲れお腹が空いた中、夕食を楽しみに帰路につく。

続く。

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