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101回目のプロポーズを成功させる方法を考える
はじめに
「箱根勝てるチームなら出雲、全日本も勝てる」と平林主将の言葉通りまず2つを取った國學院。
残すは勝負の箱根駅伝となりましたが、駅伝ファンはこう思ってる人が多いでしょう。「山要員いるの?」「8人では勝ったけど10人16人はどうなの?」と。
優勝を争うであろう青学、駒澤に関しては自分の5億倍詳しいファンが色々言っていると思うので、ひとまず國學院の戦力だけを考えてみようというだけの記事です。
「厚い」選手層ってどういうこと?
今年の國學院は評価として「選手層が厚い」「つなぎ区間が強い」と言われますが、箱根16人エントリーを考えながら見ていきます。16人を考える上でケガや調子を考えてもそれはチームの人間しか知り得ない事ですので、ひとまず候補を列挙してみましょう。
主観だけで評価しても反論されそうなので、まず下記の条件いずれかを満たす選手とします。
太字は何事もなければエントリーに入るであろうと思われる選手です。
①5000m13分台,10000m28分台,ハーフマラソン62分台のいずれかを所持
②大きい大会(インカレ,3大駅伝,その他ローカル駅伝)のエントリー経験あり
※敬称略
4年生
・平林清澄
・山本歩夢
・板垣俊佑
・木村文哉
・佐藤快成
・鶴元太
・中川雄太
・原秀寿
・三潟憲人
・本山凛太朗
3年生
・青木瑠郁
・上原琉翔
・嘉数純平
・鎌田匠馬
・高山豪起
・田中登馬
・渡辺峻平
2年生
・後村光星
・田中愛睦
・辻原輝
・野中恒亨
・吉田蔵之介
1年生
・浅野結太
・飯國新太
・岡村亨一
・尾熊迅斗
・桶田一翔
・中川晴喜
と29人になりました。
ここにいない選手も何人か上尾ハーフやその他レースで入ってくる(現2年生が昨年複数人上尾で好走)でしょうから、30人前後から16人選ぶという事になります。そりゃあ「層が厚い」とか言われますよね。
「涙は箱根に取っておく」三冠王手の國學院大・前田康弘監督、箱根駅伝初制覇への秘策とは…“鬼門”の山上り5区にエース平林清澄投入はあるか? - 駅伝 - Number Web - ナンバー
ちょうど記事が出ましたが山区間、特に登りは定まってないようですね…
箱根は山のリザーブが必要になりますから、早い段階で本人が希望しており名前の挙がっている飯國くん、1年次に6区を走っている原くんあたりは16人に入る可能性が高い気はします。
箱根は別物
出雲、全日本の勝ち方は中盤のつなぎ区間でアドバンテージを取り、後半の勝負区間で勝ち切るというものでした。
複数の監督が口をそろえて「箱根は別物」といいますが、本当にその通りで
・箱根は往路勝ってしまえば(ここ数年は特に)ほぼ逃げ切れる
・山⛰
・区間毎にタイム差がかなり出る
・時期柄インフル等の感染症に注意が必要
・距離が最低20キロ超
・山区間のタイム差
・圧倒的な大観衆、メディアの注目
とまるで別物です。
出雲、全日本のような”つなぎ区間”と呼べるのは現代箱根だと8区10区くらいしか存在しない(7区9区にエースクラスが平気で飛んでくるからそう簡単にアドバンテージは取れない)ので、現状青学が優勝候補筆頭となるのは仕方ないのかなと思います。
じゃあ強い相手にどうやって勝つの
上でも述べた通り、往路走れる選手が一杯いますので
・1~4区は固定せずに調子のいい選手を配置出来る
・7~10区も他校に対して走力で劣らない選手を置ける
といった点が他校への強みとなります。が、この数年國學院は主将が万全な状態で箱根を迎えられていません…平林主将が万全であることは優勝する上での絶対条件ですが、これはどの大学でも言える事。
國學院:平林
青学:黒田、太田、若林
駒澤:篠原、山川、佐藤
上げてみたら弊學は”絶対に欠けちゃいけない選手”が平林主将以外いないのでは?と思ったのでこんな考えしてはいけないでしょうが、確率だけで言うなら不利な状況に陥りにくいのではと。
もちろん出雲メンバーが欠けようもんなら痛いなんてもんじゃないですが、それでも大幅に戦力ダウンとはならないのが今のチームです。
逆に弱い所はとなるとキリがないので、1つだけ。
3強で一番弱いと言われている山区間を考えることにします。
雑誌や他媒体で候補となっている選手は
5区:上原、飯國、佐藤快、(平林)(雑誌では候補4人との事。これでFA?)
6区:後村、嘉数、原
なので、基本はこの選手達が候補となっているのだと思われます。
誰にするかとか、誰なら良いかとかそんなの陸上未経験筆者には分からないので、監督とコーチの眼を信じるしかないですね…
まとめ
いかがでしたか?上尾と甲佐のエントリーは出たもののレースやるまでは考察のしようがないため、短い内容になりましたが現時点で考えられる事はこんなもんじゃない?と思ってます。
5区平林構想とか考えたら面白いですけど区間配置予想はあまり好きじゃな
いので、TLの皆様方にお任せします()
國大が優勝を現実的に狙えるシーズンは初めてでファンもどうしたらいいか分からん状態ではありますが、あと1か月半選手たちにはケガ、感染症なく過ごしてもらい万全の状態で1月2日を迎えてほしいと願うばかりです!
以上、駄文ですがご覧いただきありがとうございました。