【申込方法あり】なぜブラック企業アラートは、生まれたのか。
筆者はブラック企業サバイバーです
経歴はこんな感じです。
新卒で入った会社がブラック企業(私との相性最悪)
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次の会社もブラック企業(私との相性はそこそこ良いが、客観的には明白にブラック)
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スタートアップに引き抜かれ、結果として資金繰りが悪化する様を体験
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運良くホワイト企業に流れ着く(有給条件は法定基準を明らかに上回る。裁量労働制の善の側面も享受できる。ただし仕事は全然ヌルくない)
ブラック企業の判定基準
まず、会社概要に書いてある「形容詞」は全て無視します。
耳障りの良いふわっとワードは書くことが他にないから書かれているのです。「面白い」を素直に信じて、ワクワクしたりホッとしたりしたらダメですよ。(と、就活生の頃の私に向かって呼びかける)
そのため、ブラック企業であるかを判定するためには企業の公式サイトに書いてある情報の客観的優位性の有無・分量で判断します。ちょっと小難しいので、2つの要素に分解します。
チェックポイント1:「事業内容」で他社に勝てると「数字で」示せるか?
会社の公式サイトの事業内容を読み込みます。売上などの数字がある場合はメモをしておきます。その数字をその会社の業界内の基準と比較していくのですが、慣れないうちは学生向けの業界研究本・就職四季報を読みながら比較しましょう。
大きめの書店には必ずこの手の本が置いてあるので、立ち読みして読みやすいものを選ぶと良いと思います。
比較した結果、下記いずれかが当てはまる企業はブラック企業です。
注:私は統計資料スキーな人+その手のデータを業務でたまに使うので、場合によっては官公庁の統計データを読んだり、業界団体の公開データを読んだりもしますが、ブラック企業判定のためにはそこまでは通常必要ないです。
チェックポイント2:その会社のサービスを使った誰かに、安い以外の「具体的なメリット」があるか?
引き続き、その会社の公式サイトの内容を読んで、下記の質問に答えられるように整理していきます。
問2・問3がどれも明確な答えにならない場合は、残念ながらブラック企業の可能性が高いです。
「安い」こと以外にお客様がそのサービスを使う理由がない場合、お金が稼げないので最終的には人を安く使い倒すしかなくなる会社です。
2つのチェックポイントをともに満たす会社…それはレジェンド級の存在です
しかし、形容詞を排除してなお、2つの問いに堂々と答えられる会社も実在します。できるならそんな会社に入れたら幸せですよね。
ただし、そういう会社は
でもあります。
お金と仕事を雪だるまのように増やしていける会社の絶対数が少なく、そんな会社に堂々と新卒で入るのは運と能力の両方が必要です。中途入社でも正直、運が要る(経験談)
弊社にも新卒入社の方々が最近入りはじめましたが、君ら能力もだけどラック値図抜けて高いな?まぶしいな?正直羨ましいな?と素で思います。変な新人いびりもなく、大きな仕事ができて、定時でも堂々と帰れて、「新卒でつるむな」という超余計なお世話な深夜の全社メールが流れない会社に最初に入れるってほんとに運が良くないとできないことです。
…と、新卒の頃に特定の社員の深夜のプロレスメールに殺意が湧いてメールアドレス指定で「アーカイブ直行」にした経験をした者としては深く深く思います。(その人が業務で直接の関わりが無かったからこそできた対処法なんですが…でもよく考えるとこのシチュエーションが完全に意味不明ですね)
しかし、忘れてはならないのは、就職活動・転職活動は極論、結婚相手探しと同じなので、客観的に良い会社でも相性が悪ければ、あなたにとってはブラック企業です。
それでも、就活ガチャに失敗しても道はある。
そうなんです、新卒就活のガチャに正直失敗しても、実績があれば道は開けます。
「恵まれたもの、ないな…」と思う方はまず、どちらかのチェックポイントにきちんと答えられる会社に入社できるように動く必要があります。(フリーランスの方の場合は、「条件にあう会社の案件を取れるように」と読み替えてください)
お金を取るか、サービスから得られる幸せを取るかは各自の価値観です。でも、どちらももたらさない会社と付き合っても間違いなく幸せにはなれないです。
少しでも精神的に余裕があるならば、次善策の会社の中で実力をつけた上で、どちらも満たせる会社に転職するなり、フリーランスになるなりした方が、予後はよいです。いきなりフリーランスは絶対におすすめしません。
フリーランスの方の場合は会社員として働く場合と比べてお金の比重が高くなるので、金払いがよさそうか?を強く重視した方が良いです。フリーランスは付き合う相手をしっかり選べるのが強みなので、強みは最大限に活かしましょう。
「どう判断したらいいかわからない!」ときは私がお手伝いします!
私も7年ほどブラック企業と社会に揉まれた結果、ブラック企業アラートを身につけてしまいました。読者の方に同じ経験はして欲しくありません。今は無事脱出でき、こんなnoteを書けるくらいになりましたので、わずかながらでも還元していこうと考えています。
1社1000円で、気になる会社をあなたの代わりに調べて回答します。
「ブラック企業アラート」のご利用方法
noteのサポート機能を利用します。メッセージ欄に下記の必要事項を記入してサポートをお願いします。
テンプレートは下記をお使いください。
属性欄は当てはまるものを残してください。
※(2022年12月から)返信先にメールアドレスを指定いただいた場合のみ、調査に使用した登記情報pdfを添付してお送りします。それ以外の方法では調査結果のみをお戻しします。
※ちなみに、前置きや挨拶の往復は無くてもいいです(あると嬉しいですけど)!いきなり本題送りつけて大丈夫です。サポートメッセージは1往復しか使えないので、最初のメッセージの時点で調査対象の会社の情報が無いと調査できません……。
※ご希望によってサポートメッセージでの返信以外の方法も対応します(TwitterDM/メールアドレス)。ただ、その際も原則的に返信は1回のみとさせてください。なお、返信先の指定やDM解放設定に不備がある場合はサポートメッセージのみで対応します。ご注意ください。
「ブラック企業アラート」利用時の注意点
・2社以上の調査をご希望される場合は1社ずつサポートをください。(1回のサポートで140字しかメッセージが書けないためです)それぞれにお礼メッセージ経由で調査結果をお返しします。
・お返事は先着順とさせてください。
・当方の引き合い増加につき、「依頼からの納期」を明示的に設けさせていただきます。依頼から5営業日=1週間後までにお返事します。この期限を過ぎてもメッセージ・メール等が届かない場合は問い合わせフォーム宛てにご一報ください。
・金額が足りない場合はサポートへの返信メッセージでその旨ご連絡します。追加のサポートを頂き、1000円に達した場合に調査結果をお戻しします。
・仮に多く頂いてしまった場合は差額分をサポートとしてお返しします。
・万が一必要な情報をいただけず、サポート返しでの返金もできない場合(記事を書いていない方の場合、できません)は対応が滞るケースがあります。その場合はTwitterのDMまたは問い合わせフォーム宛てにご一報ください。誠心誠意対応いたします。
・記入ミスの扱いについては、当方の認識違い・誤りがある場合は無料で対応させていただきます。その場合はTwitterのDMまたは問い合わせフォーム宛てにご一報ください。しかしながら、申込者の記入ミスの場合は再度入金の上、再調査となります。予めご了承ください。テンプレートの記入ミス・漏れにはご注意ください。
・「いい企業判定」を出した場合に限り、私のnoteで会社名・サイトを紹介します。諸般の事情で掲載を希望しない場合はその旨記載をお願いします。
価格設定の根拠について(2022年12月に改訂します)
価格設定については、2021年頭から徐々に、本業+執筆業等々で引き合い・稼働が増えております。ありがたいことにこれ以上引き受けるには、基準単価の大幅な改訂が必要な状況となっております。
したがいまして、2022年11月末までは従来の単価「500円」で対応させていただきますが、2022年12月以降のご依頼は「1000円/件」での対応とさせていただけますと幸いです。
その代わり、下記2点の特典が追加になります。
当初の価格設定理由について:
「ブラック企業アラート」の取り組みについて取材されました
かーなり前に取材していただいたのに、載せるのをなんとなくためらっていたのですが、取材記事もあるのでよかったら。
お外に出るのでメガネかけてません。(そこかい!)
実録・調査過程もインタビューに起こしていただきました!