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ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ / メトロポリタン美術館
フードファディズムに負けるな!!
オートミールがブームになっている。
オーツ麦(燕麦)を加工したシリアルの1種。
白米と比べると食物繊維はおよそ20倍、タンパク質は2倍、Caは9倍、Feは5倍もある。
主食の米に変わって、静かなブームだ。
代替肉の登場もはずせない。
特に大豆ミート。
料理の加工用の大豆ミートも登場。
海外では環境問題で大豆ミートに変える人が多い中、日本では大豆ミートが低脂肪で低カロリー、食物繊維が豊富でコレステロールゼロのヘルシーフードであることに着目された。
植物性ミルクの人気。
豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクなど。
第二のミルクとして昔からあったが、ここにきて注目されている。
なぜ、米、肉、牛乳の代替として、オートミール、大豆ミート、植物性ミルクがブームになったのか。
昔はバターはよくない。マーガリンの方が体にいいと言われてきた。
しかし、マーガリンを作るときにできるトランス脂肪酸が体によくないとされるようになった。
時代によって、様々な発見があり、見方がかわる。
食物繊維もそうだ。
ほとんど吸収されない食物繊維はいらないものとされてきた。
しかし水溶性食物繊維は血中コレステロールを下げるし、不溶性食物繊維は大腸がん予防、便秘改善につながるとされ、現在では食物繊維を摂取するように促されている。
何を食べるか。
どのように食べるか。
いつ食べるか。
実は現在の若者に、低栄養の人が増えている。
特に女性のやせの問題は深刻だ。
今、食べているものが、将来の自分を作る。
様々なあやしい情報がはびこっている中で、何を食べればいいのか、どのように食べればいいのか、もう一度考えてみることが大切なのではないか。
栄養を摂取するだけが食事ではない。
食事をするという行為そのもののあり方も、考えてみるべきではないだろうか。