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わたしを考える読書
本を読んでいて気がつくと自分のことばかり考えている。
登場人物に共感したことで、共感する自分の記憶や感情について思いを巡らせる。
反感や違和感があれば、それもまた自分の中にあるものと照らし合わせる。
本を読んでいる時間よりも、自分のことを考えている時間のほうが長い。読書が遅いうえに、本の内容をから意識がそれていくから、読書がおざなりになってしまう。
せっかく本を読んでいるのに、これでは本末転倒ではないか。
とはいえ、この読書状況を逆手に取れば、本を読むことで自分を深く知ることにつながる。
いっそのこと、わたしについて考えるための手段として読書があるのだとすれば、とても有意義な時間になる。
これからは、わたしを知るために、わたしを考えるために本を読みたいと思う。