オミクロン株流行で「発熱外来」対応医療機関は増えているの?東京都の現況まとめ
こんにちは、医療をとりまく環境の「いま」と「これから」をお届ける #オープンファクトブック です。
2021年までは特定テーマのリサーチ内容をまとめるレポートとして主に発信してきましたが、今年からは「今まさに」ニーズのある情報も随時お届けします。(レポートは青、即時発信系はピンクのアイキャッチです)
「第六波」の入り口にたった2022年はじめ
2021年末ころから耳にすることが増えた「オミクロン株」。新型コロナウイルスの変異株の一つです。国内では、2021年11月30日に最初の患者が確認されました。
1月13日現在、全国の新型コロナウイルス新規感染者数は18,859人。前日にくらべ一気に5,000人が増加しており、最も多い東京都内も3,124人の感染が確認されました。
オミクロン株の感染拡大に伴う新規感染者の急増ーー医療機関も対応に追われています。
関連症状を診てもらえるのは「発熱外来」がある医療機関
発熱に限らず「喉の痛み」「味覚の異常」など、新型コロナウイルスに関連する症状が出た際に対応可能な医療機関での外来を「発熱外来」と言います。
これまで生活者が都内で発熱外来の受診を希望する場合は、東京都が運営する東京都発熱相談センターへ電話をし、対応可能な医療機関を調べてもらう必要がありました。しかし、感染が急速に広がった第5波では、「発熱相談センターへの電話が繋がらない」という声が相次ぎました。
そこで東京都は、2021年9月からホームページで発熱外来を設ける医療機関の公表を開始しています。
Ubieでも東京都医師会と連携し、「ユビーAI受診相談」を使って上記リストの医療機関を検索できる機能を提供中です。
※「ユビーAI受診相談」は2022年4月に「ユビー」へ名称変更しました
「発熱外来」対応医療機関は増えている
オミクロン株の感染拡大によって、この「発熱外来」を設ける医療機関はどのくらい増えたのでしょうか。
前述した東京都が公開しているリストによると、最終更新日が2022年1月12日で1,996件がリストアップされています。1月7日時点では1,985件でした。弊社が上記プレスリリースを発表した際は約1,900件だったため、およそ1ヶ月で約100件、直近5日で11件増加していることが分かります。
感染者数増加によるニーズの増加に比例し、発熱外来に対応する都内の医療機関は少しずつではありますが、増えているようです。都内の場合はこのリストを追い続けることで変化が確認できると思います。参考になれば幸いです。
参考・出典
・「オミクロン株に関する情報」東京都福祉保健局
・「新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染マップ」NHK
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