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本を読んだ感想♪
「配達しているのはご飯だけじゃない」
素敵すぎる【感想】いただきました✨
冒頭の辛い会社員時代。
ここに自分を重ねることが出来た人と出来なかった人とでは、この物語の印象はガラッと変わるのかな?と思う。
重ねることが出来なかった人には、
「寝たいだけ寝た。 昼まで寝た。 昼からも寝た。」ことの何が凄いのかがきっと分からない。
「木々や静かな伊勢の景色を見ていると涙があふれてきた」ことの理由が分からない。
“頭の中を空っぽに出来る(余裕がある)ことがどれだけ凄いことなのかがきっと分からない。“
「配達し終わったら完結する。 翌日に持ち越すことはない。」
“だから夜には頭を空っぽにしてぐっすりと眠れる“
この物語は生きていくことに閉塞感を感じてしまった人へのMikaさんからのメッセージ。
配達員という仕事が身動きが取れなくなってしまった人のリセットの役に立つかもしれないよというヒント。
言うなればセルフベーシックインカム。
この物語を読んで、自分らしい仕事に巡り会う人がきっと現れる。
そんな物語。