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ご近所さんシリーズ:ファッションマスターお隣のマダム・リディア

住んでいるお家にご近所さんがあれば、当然仕事場にもご近所さんがおりますわけで。

工房のご近所さんを紹介していこうかと思います。
なんだかんだ、名前は知らずとも顔を合わせる機会が一番多いのって
実は家族や友達よりご近所さんだったりします。
うちはガラス張りなので前を通るご近所さんと毎日ご挨拶しています。
魔女の宅急便で、キキが前を通るデザイナーさんにはにかみながら挨拶するシーンを思い出したりして・・・。(うぬぼれ)

キキの教わった仕事の見つけ方はこちら↓


まずはお隣さんのマダム・リディア
工房の隣に住んでいて
彼女は同じ通りの3ブロックほど先で額縁屋さんをしています。

この通りに昔から住んでいる人の1人で、ちょっとヒッピーな雰囲気だけど上品なマダム。
額縁屋さんをしながら縫い物をしたり石鹸を作ったりしてお店で売っています。
うちの着物の生地を使ってバッグを作ったりしてくれました。

彼女のInstagramに載せてくれた彼女作のバッグ。日本の着物地なのになぜかリディア色になってるのが不思議。↓



娘さんが劇団女優でめちゃ美人。
去年、バルセロナで上演されていたオリエント急行殺人事件のポスターのメインを飾っていました。
電車の広告で彼女がババーンと出てきて、勝手にめちゃ誇らしかった!
コロナで劇団活動ができなかった間は
手作りアクセサリーを作ったり水彩画を描いてお母さんのお店で売っていたりして
完全なるアーティストですね。

娘さんのアクセサリーや水彩画



わたしが気になるのはマダム・リディアのファッションで
先ほども言いましたがちょっとヒッピーな自然素材な服が多くて
ただ、色の合わせ方が毎日毎日とてもきれい。
淡いトーンのものをきれいに組み合わせて真っ赤なサングラスで締めていたり
ピアスや自分の目の色(これ日本人には羨ましいコーディネイト)に合わせてバッグやスカーフを選んでいたり。
おはよう、とか言いながらしっかりチェックさせていただいています。

40代に突入して、メディアに多く出てくる若い女優さんやモデルさん、タレントさんなんかが
自分のファッションマスターでなくなってくると、有名人やインフルエンサーよりも
身近で素敵に暮らしているちょっと年上な人たちを参考にするようになりました。
ファッションだけではなくて暮らし方とか考え方とか、
歳をとるとだんだん滲み出てくる要素に注目するようになってきています。
いろんな人を見ていて、
45歳、50歳を超えると、本当にそれまでの生き方でまったく外見が違ったり
バイタリティーに差が出てきたりしているなと思うので
こうした目標にしたい人物像は大切。

彼女の色使いのテクニックと醸し出す上品な空気、
まだまだ自分には全然湧いてないな。笑
ますます観察して学ぶところです。

真っ赤なサングラス、かっこいいよねぇ

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