Netflixドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』は 妊娠中の困りごとが中々リアル
斎藤工が妊夫になる話。
相手役は上野樹里。
1人ですが、妊娠•出産した事あるので、あんな事あった、そうそうと思う場面が多数。
妊婦の奥さんを理解するのにもいいドラマだと思います。
26分8話で、テンポ良く進むのですぐ終わります。
妊婦のリアル
陣痛や出産の瞬間だけが大変ではないんです。
妊娠がわかった時から身体に様々な変化が起こります。
体毛が濃くなったり、妊娠中なのに母乳?が出たり、疲れたり、情緒不安定になったり、胎動感じたり、感じなかったり、その辺りはリアルに描かれてます。
つわりについてはもう少し丁寧な表現方法あったと思います。
いつもつわりの場面のドラマみてて思うんですが、
つわりって一時的に気分悪くなるんじゃないです。
個人差があるんでしょうが。
起きてる時はずっと気持ち悪い時期があります。
私は目を覚めた瞬間から気分悪かったので、枕元に飴を置いて寝てました。
飴を舐めると吐き気が緩和されたので。
それで仕事ももちろんしてました。
予告編です
妊娠しながら働くということ
妊婦が誰もが直面する職場での問題やパートナーとの問題も描かれてます。
妊娠して、体調が悪くなりプロジェクトから外されます。
相談する人が少なくオンラインサロンを開きます。
パートナーとどこに住むか、どちらの仕事を優先するか、保育園、育休の取り方や家族の在り方などで口論になります。
あるあるですね。
最終話の斎藤工演じる主人公が
「誰も犠牲になったらだめだよ。全員の人生を大切にしたい」と同僚に話します。
これを聞いて、母親が我慢するのが美しいみたいな風潮無くなって欲しいと心から思います。
「育児でキャリアを中断するって決して下方修正じゃないんだな」
とも言います。
その通りです。子育てをするからこそわかることがありそれが仕事につながります。
最後に、働きながら妊娠して仕事をする事がどれだけ大変かという視点の作品なんですが、
これって今も、今までも女性は、やってきてるんですよ。
これをわざわざ男性に妊婦させて考えないと、わからないんですかね。
子供か仕事かどちらかを選択しないといけない社会はもう早く終わってほしいです