ドローン国家資格(無人航空機操縦士)の必要性と飛行時の手順
この記事では、ドローン(無人航空機)の国家資格について、その概要と必要性について簡単に説明しています。
今後、業務・趣味を問わずドローン(無人航空機)を飛行させたい方は、
必見です。
無人航空機とは(法律上の定義)
日本の航空法の定義によれば、
「『無人航空機』とは、航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、
遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。)により飛行させることができるものをいう。」とされている
(航空法(昭和二十七年法律第 二百三十一号))。
ポイントは3つ!
1.構造上、人が乗ることができず、遠隔で操作するものが該当
2.飛行機、飛行船、ヘリコプター、マルチローター
(複数のローターが付いており、ドローンとして一般的に連想されがち)、などの全てが該当する
3.重量が100g以上のもの(100g未満は「模型航空機」に分類される)
無人航空機の種類
現代活用されている無人航空機の種類は、
回転翼航空機(マルチローター)、回転翼航空機(シングルコプター)、固定翼機の3つに大別することができる。
シングルコプターは、 一般的にヘリコプターとして連想されることが多く、その名通り 1 組のローターが高速回 転することにより飛行する。
一方、マルチローターは一般的にドローンとして連想されるこ とが多く、こちらも名称通り複数のローターが回転することにより飛行する。ローターの数によりクワッドコプター、ヘキサコプター、オクトコプターといったような呼称の異なる機 体が存在し、特にクワッドコプターの機体が一般的に流通している。
また、離着陸時には回転翼航空機と同じく垂直に移動し、巡航中には固定翼機のように滑空飛行が可能な、双方の特徴を兼ね備えたパワードリフト(VTOL)機も存在するなど、さまざまなものが存在している。
無人航空機の飛行には許可が必要か?
概要:
・100g以上の機体はDIPS(Drone Information Platform System)にて登録が必要。
・用途が業務か趣味かは、許可・承認の要否において関係ない。
(趣味だからといって許可・承認が不要になるわけではない!)
・離陸時の機体重量(バッテリーなどを含めた重さ)が100g以上となる場合は、許可・承認申請が必要となることが多い。
・現状、一等無人航空機操縦士になる必要はあまり無いが、二等無人航空機操縦士になる価値は大いにある。
以下の有料部分では、許可・承認が必要な場合とそうでない場合を、より詳細に説明しています。ぜひご覧ください!
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