書き捨てる
Twitterでトークスペースをやってみるヤスです、こんにちは。
文章を書く仲間があつまる月額オンラインサロン「放課後ライティング倶楽部」を運営しています。
Youtubeやクラブハウス、Facebookでも音声配信はあるんだけど、Twitterがカンタンそうなので試しに20日(日)に21時30分からお酒を飲みながらやってみます。なんかひとりで話してそうだからよろしければ。
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フミコフミオさんの本「神・文章術」をやっと読み終えました。サラリーマン人気ブロガーが明かす文章の書き方(心得)を教えてくれる本です。
読みにくい本ではなかったし、とてもおもしろい内容だったんだど、読了まで時間がかかりました。読みながらすぐに思考にハマっていくんですよ。
2-3ページを読むごとに実践してみたり、自分の文章を見直したりしました。
この本ではじめて知った情報があります。良い文章を書くための手法「書き捨て」です。
書く内容を悩んだとき。なかなか書けないとき。思考を整理したいときに書き捨てをするんです。
方法はシンプル。
捨ててもいい紙に頭に浮かんだことを書いていくんです。単語の羅列を書くのではなく文で書いていきます。
これだけ。
ルールは「修正したくても消しゴムで消さない、消すなら二重線で」「誰にも見せないから自由に書く」「書いた紙は必ず捨てる」です。
ブレインダンプに似ていますね。BRAIN=脳 DUMP=投げ捨てる
頭で考えていることを紙にすべて吐き出す思考の可視化です。ビジネスやキャッチコピーを考える時に使われる方法がブレインダンプなんですね。
書き捨ての特徴は、書いた紙は必ず捨てることにあります。だからデジタル機器(スマホ・タブレット・PC)ではやりにくい。
捨てる前提で書くんです。どこにも発信しない。残さない。だから本当に自由に書けるんです。
文章を書く人はどこかに掲載するのが前提で書いています。誰かに見せるために書いている。あるいは自分用のメモです。アウトプットが大事だからとあとで見返すために書く。
書き捨ては違います。書いた紙はクシャクシャにしてゴミ箱にポイっと捨てます。
「書いて捨てるだけで文章がうまくなるんかいな」と心のなかでニヤニヤしながら私は疑っていました。でもせっかく本を読んで知ったんだしと試しにやってみたんです。
まずね、抵抗感がある。
みなさんもそうだと思うんだけど、文章を書くってなかなか大変じゃないですか。内容を考え書いて推敲して修正して。時間をかけてひとつの記事を作ります。
それをさ、捨てるんだよ?せっかく書いたのに。書いたのを整えればそのままブログに出せて今日の分の記事は完了なのに!
でもせっかくなので試しにやりました。
そしたらね、意外に快感なんです。なんていうんだろう。お金を捨てるみたいな悪いことをしているような感覚になったんです。
あと、本当に伝えたいことが明確になっていきます。本番でいきなり書くと余計な文や脱線したりするんだけど、それがなくなる。ボヤっとしていた思考が言語化されていく。
かなりいい。
1日5分でやってみるといいです。
《書き捨ての効能》
・あやふやな思考の言語化
・捨てるので本音が出る
・本番で書くとき余計な文が減り伝えたい内容が明確化する
・思考の整理
・悩みを浮き出させる
・捨てる快感
今日すぐに出来ます。紙とペンさえあればいつでもどこでも。ただ、紙のポイ捨てはアカンよ。ゴミはゴミ箱に。
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伝わる?文章 ―1780文字
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