白紙(ゼロ)から作る温もりを
6年半前、アトリエを構えて起業した時、「白紙(ゼロ)から作る温もりを」というコンセプトを掲げてパンフレットに書きました。
いつも作品を生み出すときは、真っ白な紙から始まります。
何も無いゼロの状態から、自分の頭の中にぼんやりとしか存在しない「何か」を紙の上に表現していきます。
生みの苦しみもあるけれど、命を削って生み出したその作品が、誰かの目に触れて、その人の心に少しだけでも響いて、心を動かすことができたなら。寄り添って温めることができたなら。こんなに嬉しいことはないよなぁって思います。
白紙(ゼロ)の状態のままでは生まれなかった感情や感動がそこにはあるから。
何もないところから感動や感情や価値を作れるようなアーティストというか人間でいられれば、たとえどんな時代になったって生きていけるような気がしています。
そんな自分であり続けられるように、自身を鍛えていきたいなと思います。
自分のためにも誰かのためにも、一生懸命「私」を生きていきたいなと思います。
ありがとうございます! もっともっともっともっと頑張ります!!!