私の好きな、マグカップ。
雅姫さんの本に触発されて、自分の好きなものについて綴っていこうと思い立った、自分による自分のためのマガジン。(はじめに、な記事)
毎日使うものは何かな〜?と考えたときに、パッと思い浮かんだのがマグカップ。
実際は、この2倍あるのだけど、載らなかった、、笑
私は淹れる中身に合わせて、だいたい真ん中の3つをスタメンとして使っています。
珈琲のマグカップ
朝、カーテンと窓を開けて、空気を入れ替えて。
クイックルワイパーで掃除した後に、仕事するぞ!の気合いを入れるために淹れた珈琲用に使うことが多い子。
これは、フリーランスなりたての年に3週間行ったアメリカ東海岸滞在中、サンフランシスコ最終日に寄ったカフェで買ったマグカップです。
実はサンフランシスコで買ったばかりのレンズをひったくられ、めちゃくちゃショゲていたのだけど。
(まだその後にニューヨークが2週間ちょっと控えていた。もう一つレンズはあるものの、盗られた方がメインレンズの予定だったのでかなり落ち込んだ。とは言え、カメラごと盗られそうだったので、レンズだけで良かった〜)
その次の日、宿から近くフラリと寄ったここのカフェの素朴な雰囲気と、優しい朝食に癒されたのです。
裏面にも底にもカフェの名前は書いておらず、湯気の出たカップだけちょこんと書いてあるシンプルさに惹かれて購入。
派手では無いけど、毎日使うのに飽きない、シンプルで可愛い子。
悲しい思い出が、美味しい思い出に上塗りされた一品。
紅茶のマグカップ
仕事中ちょっとホッと一息入れたいときに、紅茶や緑茶を淹れて使うことが多い子。
これは、入籍前最後に2人で行った海外、トルコにて。
カッパドキアで気球に乗って地球を感じたり
パムッカレで水着の美人にドギマギしたり・自分たちもジャブジャブしたり
イスタンブールの荘厳なモスクに息を飲んだり。
2人で行った海外は沢山あれど、毎日使うからか、トルコについて思い出すことが多い気がする。
本当はバザールでいろいろ書いたいなと思ったけど、ボラれそうで怖くて(苦笑)、街中の親切そうなお店で買いました。
ちなみに、トルコ は濃い顔のイケメンが多く、店員のお兄さんもイケメンでドキドキしました(わたし調べ)
スタイリングの仕事を始めてから、色合いが可愛いなと、改めてヘビロテするように。
モスクもそうだけど、色使いが鮮やかで色々な色を使っているのにうるさく無いどころか、調和してめちゃくちゃ可愛いんだ、、!
今行くなら、もっと沢山いろいろ買い込みたいな〜と妄想も捗る(ってね)
緑茶のマグカップ
同じく休憩中や、夕食後・お風呂上がりに、緑茶を淹れて飲むことが多い子。
これは、地元・益子焼ではあるものの、いつ買ったか・誰のものかもはや覚えていないくらい昔に買ったもの。
多分、益子陶器市だと思うんだけど?レベル。
地味だけど、微妙なニュアンスのある茶色の色合い、ザラザラしたマットな手触り、平たくて持ちやすい取手、やや幅広にほんの少し削られた表面、内側の絶妙なブルーグレイ。
母に聞いても、益子のお店をまわっても全然見つけられなくて、もうどこで買えるか分からない。
一番地味で、一般的な写真映えはしないので正直インスタでは一度も載せたこと無いんだけど。
でもめちゃくちゃ好き!可愛い!割ったら一番泣くやつです。
思い出を積み重ねる
毎日使うものだから、思い出の品を。
という訳でも無いのだけど、なんだか手に取ってしまうスタメン三人衆。
買ったとき、使うたび、思い出を積み重ねているマグカップのお話、でした。
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