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他人に興味のないぼくが、聞くことの価値を感じた 『聞く習慣』 | いしかわゆき

ぼくは、他人にあまり興味がありません。
そのことに気づいたのは意外と最近です。
そんなぼくが、『聞く習慣』を読んで、聞くことの価値を感じたのです。
そして、他人と話してみようと思いました。


聞くことの価値を感じた言葉

聞くことの価値を感じた言葉は、3つあります。

1位

結局、誰にもなにも聞かずに生きていると、情報をうまく取ることができずに、「井の中の蛙」「机上の空論」の範疇を抜け出せず、
限られた小さな世界で生きていくことになる。

『聞く習慣』

2位

本当に大切なことは、一般化して伝えることができないんです。
インターネットが蔓延る時代だからこそ、リアルな「会話」で得られるものはなによりも希少です。

『聞く習慣』

3位

悩んでいたときにもらったアドバイスや、話のなかで耳にした素敵な言葉、新しく知った情報や知識。
それを自分のなかにちゃんと蓄積していきたいから、書くんです。

『聞く習慣』

第3位は「書くこと」についてですね。
「聞くこと」について書かれた本ですが、第5章だけ「書くこと」についての話になっているんです。
その理由について、以下のように説明されています。

さて、なぜこの章であえて「書くこと」の話をしたかというと、
「書く習慣」と「聞く習慣」はセットだからです。
わたしは、「インプット」は「アウトプット」をして初めて身になると感じています。

『聞く習慣』

今までのぼく

初対面だと、なにも話さずにいることが普通です。
気まずい空気を感じながらも、じっとしています。
なにを話したらいいか、わからないのです。
大抵、相手から話しかけてくれるのを待っています。
聞かれれば答えられる。
そんなスタンスです。

これからのぼく

せっかくこの世界に生まれたので、いろんなことを知りたいと思います。
「この世界の理由」は、ぼくにとって、もっとも関心があることの一つです。
「この世界を知る」ためには、ぼくの気づかなかった視座や視点を集めることが欠かせません。

今まで、これらのことは、本を読むことで得られると思ってきました。
確かに、本を読むことによって、自分の人生という限られた時間では知ることのできないことを知ることができます。

だけど、他人との会話の中にも、「この世界のかけら」がたくさんあるのかもしれないと思いました。

だから、聞いてみようと思います。
話してみようと思います。

まとめ

「あなたは、なにを見ているのですか?」
「あなたは、なにを感じているのですか?」
「あなたは、なにを聞いているのですか?」
「あなたは、なにをしてきたのですか?」
「あなたは、なにを知っているのですか?」
「あなたには、この世界がどう見えているのですか?」

これから出会う人に、そして、いま近くにいる人にも聞いてみたいと思います。

人生の最後にぼくが見ている世界は、いったいどんな世界なのでしょうか?
それは、ぼくが「最後に書きたいこと」でもあります。

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鶯谷 奏(うぐいすだに かなで)
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