ドローンショーを見に行ったのに…
北海道上士幌町で開催された2日間にわたるドローンショーイベントに行ってきた。
2~3年前に、ドローン(ファントム、DJIマビックミニ、マイクロ)を操縦していた身としては、ドローンショーはそれなりに気になっていた。
ついに自分がいる地域で開催されるとのこと。
これはチャンスだ!
初の生ドローンショーにワクワクした。
開催1/2日目の当日。夕方の仕事を終え、車で会場へ。
19:30にショーが始まる。
会場に到着したのは18:45頃。
会場周辺は混んでおらず、駐車場にもすっと入れた。
駐車スペースもまだまだある。
〈あれ?金曜日だし案外人来ないのかな。〉
とはいえ、会場の飲食コーナーはそれなりに混んでいる。
ショーが始まるまで30分以上もあるので、ここで焼き飯と餃子をいただく。
19時過ぎになり、会場はさらに賑やかになってきた。
ふと見ると、会場周辺の道路は渋滞。
〈一足先に到着していてよかった。〉
安堵した。
寒くて手足がかじかむのを耐え、ついにショーが始まる。
会場周辺の道路は、路駐で埋め尽くされている。
歩道を完全に塞いでいたり、路駐して車を降りて会場現地に来ている人もいる。
私の性格上、このような行為がやや許し難い。
モヤモヤが止まらないまま、ショーは無事に終えた。
開催2/2日目。今度は、18:30にショーが始まる。
車ではなく家から歩いて行くことにした。
18:30ちょうどに会場入。
場内のアナウンスが耳に入る。
〈ショーが始まるのが30分遅れるんだな。〉
観覧スペースで長いような短いような30分を待つことに。
道路を見ると、案の定昨日と同じく路駐合戦。
会場にいる警備員さんがメガホンを持って、
「移動してください」
と路駐している車に呼びかけている。
車たちはなかなか動こうとしない。
〈そういえば、歩いて来る途中、完全に歩道を塞いでいた車がいたなあ〉
警備員さんが何度も呼びかけて、
のろのろと動き出す。
この繰り返しだ。
〈私が警察だったら張り切って稼ぎに来るのにな〉
なんて考えてしまった。
こうなってしまうのは、路駐する人のモラルの問題と主催者側の想定(準備)不足ではないかと私は考える。
主催者側も、ドローンショーの開催は2回目であるし、少なくとも昨日の1日目の状態を目にして2日目の対策はできたはずだ。
駐車場が満車になる。
これは仕方ない。
であれば、公共施設の駐車場や道の駅の駐車場を開放するなどできるはずだ。
いくつかの公共施設からかは徒歩でも行ける距離。
徒歩約25分であろう。確かに近くはないが、全然歩ける。
もし歩くのが大変な人のことを考えるなら、シャトルバスを出してもいい。
コストの問題があるのはわかる。
それでも路駐の横行、歩道に駐車する車によって歩行者が歩けなくなる、事故に繋がる可能性もある。
そう考えると、シャトルバスを用意してもいいのではないだろうか。
この2日間、もはや私はドローンショーどころではなかった。
機会があれば、またどこかでモヤモヤせずに見れる場所で見たいものだ。
最後に、ドローンショーの写真を載せておく。