時限爆弾 0729
今日私は爆発した。
身体中に敷き詰められた葛藤が、ついに限界を迎えてそこら中に散らばった。
声に出してしまえば言葉たちが生きてしまうから、それが怖かった。
声にならない言葉たちは涙に変わって止めどなく溢れてきて、それに気づいた母がそっと抱きしめてくれた。
とにかく頭に浮かんだ順にすべての思いを吐き出した
バイトを始める不安 でも嫌なわけじゃない 家族のために働きたい けど就活もあって大変 バイトに必要なものを買いに行くのもだるい でも働きたいのに
ひとりになりたいときがある でもそれを伝えればみんなのことを傷つけてしまいそうで怖い みんなでいるのは楽しい 実際ひとりで行ってくる!って言えるほどの行動力がない そんな自分も嫌
化粧をしてもうまくいかないし 髪もまとまらない 服はたくさんあるのに何を着てもピンとこない 欲しいものがあっても買おうと思うとその気がなくなるし 痩せたいのに全然細くならない
小さい悩みも大きい悩みも全部全部、私にとっては葛藤の原因で、私が認めて言葉にしたくなかったことも母が全部預かってくれた。
人生、人それぞれで友人が味方だって人とか、大学で出会った人ですとかいろいろあると思うけど
私の命を守りながらずっとずっと育ててきてくれた、最初から一番近くにいた人が味方なんだってことが、凄く嬉しくなりました。
爆発してよかったかも。
これでまた自分と向き合う力、言葉にする力が鍛えられたし、母に対する大きな愛を再確認できた。
頑張ってる人はいつのまにか限界を迎えてしまうことがあるかもしれません。
そのときに寄り添ってくれる人がいないって方も中にはいるかもしれません。
自分ばかり辛いってしんどくなるときがあるかもしれません。
お前には味方がいたからこんな話なんの支えにもならんって言われるかもしれないけど
同じように爆発しちゃう人がこの世の中にはいるっていう事実が力になれたらいいなって思います。