【台湾 旅の記録】彫像300体! モヤモヤ珍百景「蒋介石の墓場」
帰国まで10日を切っているのに懲りずに出かけた2月下旬の台湾北部旅行、3日目は台北からちょっとだけ南下して桃園へ。
そんなにメジャーではない、正直いって空港のイメージしかないこの街。友人から台湾随一?の珍百景であるモヤモヤ系スポット「蔣介石公銅像公園」があると聞き、帰国までになんとか足を運ばなければと思っていたのだ。
【2023/02/19の旅日記】
蒋介石といえば国民党のトップ。ただ戒厳令をしくなど強権的な政治手法で知られ、かなり毀誉褒貶ある人物である。
強権的な政治家あるあるといえば、自らの権勢を示すために(あるいは部下たちの忖度によって)各地に建造される彫像。蒋介石の死後、そして戒厳令の解除後、「こんなやつの彫像はうちの街に要らない!けど捨てるのも忍びないよね!」という感じ(たぶん)で受け入れ先となってきたのがこの公園なのである。
なんというか、台湾の現代史の縮図ともいえる公園。彼の政治家としての歴史的な評価を映し出す、「蒋介石の墓場」といってもいいかもしれない。
しょうがないので、公園のもう一つの見どころ(?)へと向かうことにする。こちらは本当の「墓場」です。
机に向かっての勉強時間はゼロ。