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「鳥展」のこと、それから行ってないけど「モネ展」のこと、

上野駅の公園口を出て、上野公園の方に歩き出すとすぐ右手に国立西洋美術館が見えてくる。
開館直前くらいの時間だったので入場者の列が出来ているのは当然なのだがその列が長い。
4人並びくらいの列が西洋美術館の敷地に沿ってずっと伸びている。
美術館の角を曲がってもまだ列は続いていて、美術館の敷地の端、隣の施設に届くくらいまで延びていた。
モネ展が盛況だとは聞いていたが平日の朝にここまでとは、と驚きながら、自分は隣の施設の方・・・国立科学博物館に入る。
科学博物館の方が若干開場時間が早いらしく、もう開いていてだから列もできていない。
見に来たのは「特別展・鳥」という展覧会。

入るとすぐに孔雀の剥製が
そして右側には(見えにくいが)シマエナガも

科学博物館はいつも子供連れや修学旅行生でごった返しているイメージで、鳥展もどうしようかなと思っていたのだが、さる人から「それほど混んでなかったしなかなか良かったですよ」と聞いたので行ってみることに。

7年前に死んだ父親がバードウォッチングを趣味にしていたので、何度かそれにつき合ったことはあるものの、ぼく自身は全然鳥には詳しくない。
せいぜい近所でよく見かける鳥(スズメ、カラス、ハト、ヒヨドリ、ムクドリ、ツバメ、シジュウカラ、メジロ、ハクセキレイ、オナガ)は判別できて、それ以外の鳥がいると、おっ、珍しい鳥がいるな、なんだろう、と思う程度。
それでも圧倒的な数の剥製を見るのは楽しかった。

にわとりたち
ペンギン大集合
カワセミの仲間たち
鷹と鷲
フクロウズ
サンコウチョウ
「ツキ、ヒ、ホシ、」と鳴くから「三光鳥」
日本の平地、低山で見られるそうなのだがまだ見たことがない
一度見てみたい鳥
オナガ
これは近所でたまに見る。
姿が美しく、声が汚い。

鳥の分類や生態に関するトピックもいろいろと紹介されていて、子供でも分かるようにわかりやすく大きな字でマンガなども使って説明されていたが、内容はなかなか本格的なものが多くて、ひとつひとつじっくり見て行くとかなり見ごたえがありそう。
(ハヤブサが鷹や鷲よりもインコに近いとは知らなかった)

これは恐竜・・・デイノニクス
ペラゴルニス・サンデルシの復元模型
史上最大の飛べる鳥、とのこと

この日は他の予定があったので長居できず、とりあえず剥製を眺めて終わってしまった感じだが、時間があればもう一回行っても良いな、というくらい面白かった。

さて科学博物館を後にして上野駅の方に戻ると、西洋美術館はもう開館していて敷地の外の列はかなり短くなっていたが、敷地の中・・・西洋美術館は敷地に入ってから建物までの間にかなり大きな広場があってそこにロダンの彫刻が展示されていたりするのだが、その広場に何重にも人の列が!
モネとゴッホはいつでも人気らしいが、それにしても何があったんだ、と思うくらいの人気である。

ちなみに「鳥展」は2月24日まで、
「モネ展」の方は2月11日まで。

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