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2022年4月後半日記(映画「たぶん悪魔が」「ちょっと思い出しただけ」、東京競馬場、東京国立近代美術館など)

4月×日
シネマカリテ新宿で「たぶん悪魔が」(ロベール・ブレッソン監督)
この間観た「湖のランスロ」がかなり強力な映画だったので、同じ監督の現代劇も見たくなった。
うーん「湖のランスロ」を先に見たからかもしれないが、あれほどの「なんか変なものを見た」という感じは受けなかった。
もちろんそこらへんの映画と比べたらかなり異物感はあるけれども。

しかしシネマカリテ新宿のスクリーン1の座席はひどい。
左側の席が異様に長く取ってあって、左端の席だともうスクリーンの左端からスクリーン一つ分くらい離れている。隣の部屋のテレビを横目で見ているような感じ。
ぼくも色々な映画館で映画を観てきたがあれほど見づらい席はちょっと記憶にない。
今の新宿バルト9の場所に昔あった新宿東映パラス2という映画館が、左右の席がすごく広く取ってあって端の席が見づらかったが、あそこよりひどい。
シネコンではやらないような映画をやってくれる映画館でがんばってほしいのだが、それでもうっかりスクリーン1の左端の席を取ってしまった客から「金返せ」と言われても仕方ない気がする。

4月×日
北の丸公園を散歩してから、

東京国立近代美術館の常設展(MOMATコレクション)。

「没後50年 鏑木清方展」を2回見たのだが、2回とも常設展は見なかったので今日は常設展のみ。松本竣介の初めて見る絵があって思わぬ拾い物をした気分。

4月×日
テアトル新宿で「ちょっと思い出しただけ」(松居大悟監督)
これも拾い物だった。
好きな監督の映画で期待通り良かった、っていうのももちろん良いけれど、それほど期待していたわけじゃなかった映画が思いのほか良いととても得した気分になる。
そうそうあることじゃないけれど、そういう映画に出会うために映画館に通ってるようなところもある。
この監督の映画は初めて、と思っていたが、後で調べたら10年くらい前に「アフロ田中」って映画を観たことがあった。
そういえばあれも面白い映画だった。

4月×日
東京競馬場
前に来た時には閉鎖されていた日本庭園が入れるようになっていた。

ちょっとずつ元に戻ってきている感じは嬉しい。

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