Just let it loud
センセーショナルな書き出しが重要だよね。
って思ったんだけど、大人になるとここで色々計算しちゃうのが良くないねってそんなようなことを細美さんがラジオで言ってたわね。
えっと、まあ誰が読むわけでもないnoteなので、久々に書くのも本当に思いつきというか、ちょっとこれは書き留めておきたいなっていう自分の気持ちの話。
今週のHedgehog DiariesとTHE KINGS PLACEを聴いて、ちょっと思うところがあったというか、そうだよなって思った話。
Fake Tales of Chibaで急に、細美さんが「ボヤいてもいいかなァ」なんて言うもんだから、またなんかメディアとやり合ったんかなとか勝手に思ったらそういうことじゃなくて(笑)、ざっくり言うとコロナ禍きついよねって話だったんだけれど、その話の中で「俺たちはライブやって酒飲んでる瞬間が楽しくてこの生き方をしてきてるのに、そういうところがなくなってる」っていうやつね。ああそうだよなあ、って自分も勝手に思ってしまって。自分の中のマイルストーンっていうかさ、ここに戻ってくるために、或いはここに辿り着くために頑張ってんだよなっていうものが、多かれ少なかれこの状況で奪い取られてしまった人って少なくないと思っていて。かくいう自分も、やっぱり行きたいところにも行けない、会いたい人にも会えない、自分が輝けると思ってたライフワークすら奪い取られる、そういう状況でどこに足を置いて踏ん張ったらいいのかわからんな、って思ってたりもするなあってふと気付いたのね。で、まあそこにコンセンサスがあるっていうだけだと何も産まないんだけど続きがあって。
キンプレの方では、今後の見通しというかどういうことを準備していくかみたいなことを話してたんだけど、例えば明日から動けますっていう状況になった時にずっとダラダラしてたら動けなくなっちゃうよね。って。だから、そのためにチャージしておくというか、いつでも「備えておくんだ」って。当然自分の中でもそういうマインドは掲げていたつもりだったけど、いざ具体的に考えてみるとやっぱりちょっと惰性になってたかなってところもあって。具体的にリスタートがかかった時のシミュレーションとか、そういうとこまでやってたかなってちょっと思ったんだわね。
そもそもさ、足の置き場がわからないなってとこからクラウチングの構えに入るのは結構大変なことだったりもするのよね。ことに自分なんかも人から見れば結構ふわふわした生き方してるから、割と「どうにでも」なってしまうなってところもあって。だけれど、「どうにでもなる」のと「なるべき姿になる」をちゃんとコミットさせないと、これは大変なことになってしまうなっていう危機感もあるのね。すごく抽象的な話してるけど。笑
当然自分よりももっと大変な状況の方もいると思います。インカムないよとか、もうサブゼロで明日屋号畳むよっていうような。自分はそこまでひどい状況で生きていないだけありがたいなって思っているけれど、それでもこのコロナ禍さえなければもう少しやれたこともあったのになって思う分野は多分にある。友人関係とか、恋愛とか、遊びの計画とか、いろいろね。
どうしても近視眼的というか、被害妄想がどんどんミクロな方向に落ちてしまう日があるんだけれど、決してこの問題って個人で戦ってるわけじゃなくて。だから、こういう感情の共有ってひとつでも多い方がいいと思ってるんだ。あなただけじゃないよ。大好きな親友に、恋人に、仲間に、家族に、会えなかったり、何かをできなかったりするのも。渾身の計画でもっと友情の輪を広げよう、恋愛を発展させようと思っていた矢先にそれが閉ざされてしまった人も。家族との特別な記念日を迎えようとしていたのが閉ざされてしまったのも。決してあなたが悪いわけじゃないし、あなただけがそうだということでもない。みんなどこかしらでその問題に落ちてるんだっていうことを、少しでも共有した方がいいと思う。どんな媒体でできるかなって考えた時に、noteにでも書いてみるか、というのが今日自分にできることだったんだよね。
どんな形であれ、早く世界に平穏が訪れることを願っています。そうしたら、僕は僕の大切な人と、もし機会があったらこのnoteを読んでくれた人と会って、美味い酒を交わそう。夏フェスでもいいし、ふらっと訪れたバーでもいいよね。そんときはあんなことがあったね。って笑い話にできるように、いまはなんとか自分を鍛えておこう。そんな感じ。