勝っときゃ良いけども
負けそうな可能性もあるし、
W杯とは立場も違うし、
観てるコッチもW杯程迄に、
熱が帯びているのかと言えば、
燃え方は足らないのかな。
新体制発足後の年内は
五戦無敗でどれもW杯後の
フレンドリーマッチだ。
それに加えて、オール国内。
国内だから、ホームの大観衆の前で
やり易くプレー出来た可能性もあるし、
迎えた敵からすれば、
日本で日本代表と伍すのは、
親善試合とは言え、
ウルグアイにも難しさが
あったかもしれない。
さもなければ、語弊だが、
日本なんかに負けるのか。
では、アジアカップに臨む
日本代表の現状はどうなのか。
公式戦でホームではない。
たった2つの重荷にしか見えないが、
この負担で苦しむこともあるし、
敵もW杯の時やウルグアイなど
力では劣る、必勝のシナリオしか
受け入れられないのも、
変なプレッシャーではあるが、
負荷としてかかってはいるだろう。
中東諸国のチームにとってのホーム感や、
UAEに集まるサッカーファンが見たいのは、
ジャイアントキリングなのも確かだし、
日本や豪州、韓国が
敗れるところを楽しみに
していないことはない。そして、
一番は一旗揚げようという気概で、
強豪チームに向かってくることもまた、
ゲーム自体を白熱させる。
日本代表は2015年大会は
UAEにPK戦で敗れ
ベスト8に甘んじている。
しかし、初戦のトルクメニスタンに対しては、
ボールホルダーへのプレスは明らかに甘かった。
前々監督の言葉を借りれば、
デュエルは弱いし、
こちらのパスワークは縦の長いものも、
近距離でのトップに当てる
楔のボールも中々決まらないばかりか、
寧ろ、相手の守備を助けるは
カウンターに容易に繋げさせるなど、
前半全般と言い
後半の失点およびピンチのシーンでも、
まあハマらなかった試合ではあった。
交代カードで切った1枚も
行使しなかった2枚についても、
満足できるものではなく、
主力離脱の痛さが滲むそして
不安の残るゲームにはなってしまった。
しかし、敵の出足が良かったこと、
守備に力を入れていたこと、プラン通りに
先制して余計に戦い易くなったこと。
これを成す条件は、
日本より総力が劣り、
格下のチームであること。
そして、まんまとハマったこと。
要するに、日本は、
目線が高過ぎる余りに、
データも少ない上に、
ある意味分かりやすい、
弱いチームには、
噛み合わないのもあるし、
もしかしたら何もせずに
労せずに勝てるという慢心も
なかったとは言えない状況なのも、
試合を難しくしたかも
しれないと想像できる。
要は、欧州や南米に、良い勝負をして負ける、
まだ勝てないくらいor勝っちゃうかもしれない、
このステージにしか目は
向いていないとも言えないから、
アジアカップも戦うし、
アジア最終予選を突破しないと、
W杯にも出られないが、
卵が先か鶏が先か、
強いチームとは良い勝負を
するのが関の山で、
格下チームには勝てるが
苦労するなのか。
その逆か、
私理論の、アジアは
意識されないのか、
海外移籍と言えば、
ヨーロッパということもあるし、
ヨーロッパに慣らされているのか、
ヨーロッパ式に慣れてしまって
やり難いのか、
大体何処のチームにも
快勝するブラジルとも異なるし、
W杯決勝にも常連のドイツやアルゼンチン、
優勝したフランスとは、まだまだ並ぶ圧倒的な力を
持ってはいない、そういうことだ。
しかし、その時の勢いや相性があるし、
ならば、アジアで躓いたところで、
W杯などで勝てないかというと
そういうことも言えないし、
W杯ベスト16に輝いたところで
アジアで常勝の保証はない。
だから、このアジアカップで
それもグループステージで
敗れるようなこともベスト4にも
行けないこと優勝を逃すことも
残念極まりないのであるが、
まあ仕方ないとするしか
ないのであって、勿論欲張りたいが、
期待通りに全てを
手に入れられる筈もなく、
まあFIFAランクのこともあるし、
常々負けることなく
多くの試合を戦って
勝つことを押してきたが、
負けたら負けを受け入れて、
一番の悲願はどこか何か。
W杯で最低5試合やり抜くために、
どうすべきか考えるしかない。
初戦と比してオマーン戦は、
前後半の好不調の波が
変わったかの試合だったが、
支配的な時間帯の前半の
チャンスを幾つも外し、結局は
ラッキーなPK1点しか獲れなかった。
オマーンにとっては、
PK獲得のアンラッキーな
シュートブロックにも遭い、
日本としては2戦とも
スコアと内容共に納得はいかない中で、
勝点6を確り掴んで、
決勝T進出を決めた
ことだけを良しとできる。
このまま豪州、韓国、イランなどと
直ぐにぶち当たって、
勝ち切るのかは分からないし、
やって準々決勝以上だろうから、
まあ分析で出来ることはして、
コンディションとか状態を上げていくこと、
まだギアが上がりきっていないとしたらば、
温めまくってもらうしかあるまい。
まあウズベキスタン戦は、
快勝か辛勝か果たして。