あれこれどれそれ感想 inソウル
飛行機の移動は、往復合わせて半日くらいなもので、大体5日間いた。日本語なんか、あるわけないんだけど、こういうのでも何だかホッとするんだよなあ。
流石、世界のコカコーラ。そしてその、コーヒーブランド「GEORGIA」。いやあ、美味しかった。まったく同じということではないだろうけど、味は似ているし知って慣れ親しんでいるものだから、よく飲むカフェラテだった。
これを撮った場所は、景福宮の光化門前の交差点。読みは、"ウリ モドゥ トゥピョヘヨ"で、大意は「皆さん、投票へ」というスローガンというか呼び掛け。6/13は、統一地方選挙があり、選挙前には万国共通の、国民一人ひとりへのお願いがこの広告塔。
ソウルは勿論、韓国は朝鮮戦争の過去もあって、こういうシェルターの拡充率がソウル市内では、人口の200%を凌ぐと言われている。特に、首都ということもあり、鉄道網(主に地下鉄などにライトレール)も凄くて、地下鉄出入口兼用のものもあれば、片側2から3車線の大通りでは地下道も非常に多く整備されており、韓国内の対防御策としての準備は日本のシェルターという類のカテゴリーがないことも含めて比較しても、準備万端は伝わってくるし今すぐに起きるか起きないかではない危機管理意識の潜在性を垣間見た気がした。
来韓して、先週土日といえば、緊急南北首脳会談が板門店で開催され、テレビをつけると、このニュースで持ち切り、且つ、トランプ大統領の中止をリピートそればっかりだった。日本では、米朝と呼んでいるけど、韓国では、北米、正確には、アメリカのことを韓国では「ミグッ 美国」と言い、北美と報道していた。文在寅大統領率いる韓国政府が目論む三者首脳会談では自身を南と称して、南北米/南北美と呼んでいた。
北朝鮮/北韓がいるから、韓国を自ら南朝鮮と名乗らせているのか、どうなんだろう。そして、韓民族として朝鮮半島統一という悲願が、北美という序列を生んでいるのか。そこまでの深い意味を持たせているかは、さて置き、優先順位は、言わずもがなだろうか。
日本が抱える、領土問題は、北方領土もあるし、沖縄だって中国には近いし、沖縄周辺は海域を中心に穏やかではない。今月12日にあるかないか米朝首脳会談の行方によっては、朝鮮半島情勢も戦火に包まれて、東アジアが騒がしく非常事態に見舞われる可能性もある。平和は、いつ脅かされるか、そんなことは今分かる訳も無いが、もしかして、欧米よりも遥かに近い隣国である韓国や、日本の領土である沖縄に、遠くない未来に、行けなくなるとすれば…
そんなことはあって欲しくは無いのだが、平成30年、東京五輪前に、何かと動きがあって、今の内には言い過ぎかもしれないけど、東アジアを見て回っておくというのは、先々、希少な体験になるかもしれない。
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