データ圧縮とは?
ひとこと説明
圧縮とは「本質を損なわないように、より短い表現に置き換えること」
世の中には、
ものすごい種類のデータ圧縮技術が存在します。
動画だとmp4, avi, ...
静止画だとJPG, PNG, ...
ファイルだと、zip, 7z, ...
音声だとmp3, aac, ..
などなど、挙げればきりがありません。
(たとえば、画像だけでも、数十存在しています)
では
Q.1. なぜ、データ圧縮技術は生み出されてきたのでしょうか。
Q.2. 圧縮技術の「中身」を大胆に3分類したらどうなるでしょうか。
Q.2. このあと、圧縮にどのような展開が考えられるでしょうか。
これらの質問に答える形で、解説していきます。
1. なぜ、データ圧縮技術は生み出されてをきたのでしょうか
たどりたどっていくと
「時間や空間が、限られているため」と考えられそうです。
より短く・小さくすることで、
表現する側も、受け取る側も、
より短い時間・空間で、要件を実現することができます。
これは、技術の発展の方向性とも関連していると考えてます。
https://twitter.com/U1KURI/status/1273811743785906176
2. 圧縮技術の「中身」を大胆に4分類したらどうなるでしょうか
(1) 同じものが出てきたときは、繰り返しの回数を書くことで、短くする
(2) 何度も登場するものには、短い「名前」をつける
(3) 似ているものを見つけて、差分だけを保存する
(4) 「受け取る側」が気にならないものは、削ってしまう(JPGなどに使われます)
圧縮技術の中で「#符号化」というジャンルだと、
以下のような名前が充てられます。
(1)は、ランレングス符号化 → PNGに
(2)は、エントロピー符号化 → JPGや、モールス信号に
また、
(3)は、H.265など、動画圧縮でよく使われています
(4)は、JPGなどの静止画、H.265などの動画圧縮に使われています
※ 詳細は後日、解説します
3. このあと、圧縮にどのような展開が考えられるでしょうか。
今後、さらなる発展を見せるでしょう。
動画は8Kに、音声もハイレゾに、
そして、Tik tokなど、手軽な動画を見たい人たちにも、
「同等の画質・音質で、よりデータが軽くなる」
ことは、求められ続けると思います。
圧縮して、
より密度の高い人生を過ごしましょう。
#継承工学総合研究所