見出し画像

(工事中→9/9追記)9/8/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.335 プレイリスト

【Tracklist】

  1. The Who “Pinball Wizard”『Tommy』(1969)

  2. Elton John “Friends” (1971)『To Be Continued…』(1990)

  3. Screamin’ Jay Hawkins “I Put A Spell On You”『At Home With Screamin' Jay Hawkins』(1958)

  4. Ennio Morricone “The Sicilian Clan (Il Clan Dei Siciliani)”『Il Clan Dei Siciliani (The Sicilian Clan)』(1969)

  5. Los Cenzontles “Flor de Capomo”『This Ain’t No Mouse Music! (Soundtrack)』(2014)

  6. Nora Brown “Wild Goose Chase”『Long Time To Be Gone』(2022)

  7. Gillian Welch and David Rawlings “Empty Trainload Of Sky”『Woodland』(2024)

  8. Gillian Welch and David Rawlings “What We Had”『Woodland』(2024)

  9. Cleo Sol “Why Don't You”『Rose in the Dark』(2020)

  10. Cleo Sol “Rose in the Dark”『Rose in the Dark』(2020)

  11. Laura Jane Wilkie “Mermaid”『Vent』(2024)

エンディング曲
Laura Jane Wilkie “I’m Not Alone”『Vent』(2024)


※ちょっと今週は書く時間と場所が確保できず、放送終了まで来てしまいましたので、明日以降に追記して投稿します。
その際はまたお知らせしますので、覗きに来てやってください。いつもありがとうございます!
→9/9追記しました。いつも通りストリーミングでの再現プレイリストと、放送後記を追加しています。



放送後記

今月のリクエスト・テーマは「映画音楽」です。映画に関連した曲なら何でもOKですので、お気軽にご参加ください。あと3週あります。9/25を目処にメイルや各SNSなどで送ってください。

当番組でも特集させてもらった「Peter Barakan's Music Film Festival 2024」が開催中です。こちらの映画祭は19日まで。まだまだ注目作が控えています。私も今のところ4本観ていまして、放送でも感想など話せればと思っています。



ライヴ関連でお伝えしたのは、「Nora Brown ノーラ・ブラウン・ジャパン・ツアー 2024」でした。
10月に大阪、京都、名古屋、横浜と回り、最後は「Peter Barakan's LIVE MAGIC!」に出演します。


先月、この番組ではSault(ソー)という謎のグループを2週に渡り小特集しました。その中心人物の一人であるCleo Sol(クレオ・ソル)にさらに熱を上げている状態なので、彼女のソロ名義での1枚目のアルバムを取り上げました。ここからシングルカットされヴィデオも撮られている曲が、ほぼアクースティック・ギターだけの伴奏という落ち着いたものなのも興味深い。歌の表現力も本当に素晴らしいです。

Cleo Sol - Butterfly (Official Video)


さて新作紹介は2枚。

Gillian Welch & David Rawlings (ギリアン・ウェルチ&デイヴィド・ロウリングス)は現代における最高峰のシンガー・ソングライターたちだと思っている。新曲でまとめたアルバムは10年以上ぶり。すでに比類ないほどの音楽的成果を挙げてきているので、おそらく彼女たちの中でも高い基準を設けているのだろう、ますます寡作になってきているが、その分だけよく練られた極上の楽曲が並んでいる。これだけ人間の魂に響く音楽を作っている人たちなので、長く語り継がれていくだろうし、私も語っていくつもりだ。
今年のニューポート・フォーク・フェスティヴァルに出演していたようで、新作からの曲を演奏している。

Gillian Welch & David Rawlings – Hashtag (Live at the Newport Folk Festival 2024)


もう一枚、Laura Jane Wilkie (ローラ・ジェイン・ウィルキ)はフィドル奏者でデビュー作。イギリスはグラズゴーから。確かな地力を感じさせる演奏で、全編インストゥルメンタルで素朴かもしれないが気持ち良く聴ける一枚。
トラディショナル・ミュージックの良質な新作ばかりを出している「Hudson Records」からとあって、それだけでもお墨付き。この番組では同レーベルからの作品は高確率で取り上げてきています。
アルバムの最後に収められていた明快で優雅な曲を、録音にも参加しているギターのイアン・カーと2人で生演奏している映像が何だかちょっと楽しそうだったのでどうぞ。

Laura Jane Wilkie - Try - LIVE with Ian Carr


いいなと思ったら応援しよう!