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6/9/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.322 プレイリスト



【Tracklist】

  1. Eddie Floyd “Knock On Wood”『Knock On Wood』(1967)

  2. Professor Longhair “Tipitina”『Live On The Queen Mary』(1978)

  3. Super700 "Life With Grace"『Under The No Sky』(2012)

  4. R.E.M. “(Don't Go Back To) Rockville”『Reckoning』(1984)

  5. King Hannah “Big Swimmer”『Big Swimmer』(2024)

  6. Tommy Johnson “Big Road Blues” (1928)『Big Road Blues』(2011)

  7. Nina Simone “Memphis in June” (1961)『The Colpix Singles』(2018)

  8. Arooj Aftab “Aey Nehin”『Night Reign』(2024)

  9. Rachel Newton “Deirdre of the Sorrows”『Sealladh』(2024)

エンディング曲
Rachel Newton “The Storm”『Sealladh』(2024)





放送後記

今週ご紹介した新作2枚について簡単な補足です。

待望の新作だったArooj Aftab(アルージュ・アフタブ)は、パキスタン出身で現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点にしている歌手。大袈裟な表現は控えたいところだけど崇高とも言えるような歌を作る人で、世界的にも注目され始めているし個人的にも近年稀に見る才能だと目している。
細かく見ると曲によって英語詞であったり、聴きやすいよう工夫も散見されるが本領を遺憾なく発揮しているものがやはり特出している。
謎めいていて官能的な映像も冴え渡る先行曲もそのうちの一つで、思わずうっとりさせられるほど美しい。

Arooj Aftab - Raat Ki Rani (Official Music Video)



イギリスはグラスゴーのハープ奏者/歌手であるRachel Newton(レイチェル・ニュートン)は複数のグループで活動し客演も多い中、ソロ活動も継続している。
今作は国立美術館の委託で、絵画に着想を得ながら曲をつけていく製作方式だったらしい。そういう経緯もあって、器楽曲の方が多く全体に静かな印象。歌があるものはゲール語なので意味は取れないが、せっかくなので動く絵はないもののリンクを貼っておきます。この人の関わるものに今のところ外れなし。

Deirdre of the Sorrows


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