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12/15/’24「熊谷悠一アワー」(渋谷のラジオ) No.349 プレイリスト


【Tracklist】

  1. ゆらゆら帝国 “ズックにロック”『ミーのカー』(1999)

  2. Matthew Sweet “Sick of Myself”『100% Fun』(1995)

  3. Eliza Thorn “Somebody New”『Somebody New』(2024)

  4. Haley Heynderickx “Mouth of a Flower”『Seed of a Seed』(2024)

  5. Pete Seeger “Russian Song / Ode To Joy”『Pete』(1996)

  6. Flook “The Farther Shore / Winter Flower” single (2024)

  7. Twin Danger “Pointless Satisfaction”『Twin Danger』(2015)

  8. Angélica Garcia “Color De Dolor”『Gemelo』(2024)

エンディング曲
Angélica Garcia “Juanita”『Gemelo』(2024)



※6曲目Flookの新曲は12/21解禁予定です。当番組で特別先行オンエアでした。


放送後記

2024年も終わりを迎えつつありますね。
次回22日の放送は「渋谷のラジオ」ヴォランティア・スタッフでもあるポポジャンゴさんをお迎えして、南インドの映画音楽特集を予定しています。5月に最初の打ち合わせをしてから半年以上が経過。ようやく実現なるか?

そして、今年も年末特番あります!12/29(日)15~18時の3時間(予定)。
「2024年間ベスト」特集でお送りします。私の年間ベストアルバム10枚、リスナーみなさんからの「年間ベスト」、時間が余ればベスト・ソングかベスト・ライヴ、ベスト映画などの内容を考えています。
つきましては、みなさんからの「今年出会って良かったもの」を募集中です。新作でなくても、古い曲でもOK。また、音源でなくても、ライヴや映画、本・漫画、演劇なども大歓迎です。ギリギリ引っ張っても、締め切りは12/23(月)までが限界です。よろしくお願いします。



さて、せっかくなので今週紹介した新譜を補足。

Eliza Thorn (イライザ・ソーン)はデビュー・アルバムかな。カントリー寄りの歌手とはいえ、現代の人なのでいろいろなルーツ音楽の美味しいところを吸収している。ナッシュビルの層の厚さを感じさせてくれる、これからも注目したい逸材。
絵があった方が雰囲気が伝わるかなと、ここでは別のシングル曲を。良くも悪くも明るいノリで作ってあるというか。

Eliza Thorn - "Fool" (Official Music Video)


Haley Heynderickx (ヘイリー・ヘンドリクス)は6年前のデビュー作がフォーク界隈では話題になっていたけれど、今回の2枚目で初めて聴いてみた。とにかく寡作な人のようだけど、ギターも歌もさりげなくかなり上手くて引き込まれる。チェロなども起用した編曲も秀逸で、これは素晴らしい才能だと思った。オレゴン州を拠点にしているようで、まるで1960年代か、もっと前のシンガー・ソングライターのような佇まいが逆に新鮮。地道に活動を続けていってほしい。
ヴィデオにも独特の感性が表れている。

Haley Heynderickx - "Foxglove" (Official Music Video)



Angelica Garcia  (アンジェリカ・ガルシア)は「NPR」などで記事になっていて名前は気に留めていた。少し間を置いてアルバムを聴いてみたら結構良くて、今年最後に取り上げてみた。メキシコやエルサルバドルなど複数のルーツを持つ人で、それゆえ音楽にも様々な要素が含まれているが、自分としては最新型のポップスとして楽しんだ。激しいリズムの曲もあれば、ダークなところもある。
このヴィデオは曲同様スタイリッシュに作ってある。これはカッコ良い。

Angelica Garcia - Color De Dolor


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