40歳で未経験転職、元シェフ広報石川です
初めましての方も、いつもお世話になってる方も、改めまして、いえらぶGROUPで広報を担当してる石川です。Twitterでは元シェフ広報って書いてるので覚えてくれてる方もいるかもです(覚えていただけてると、とても嬉しい!)。
11月から数えて丸5ヶ月、何か達成して、ちょっと「一人前」になって書きたかったんですが、そんな簡単に何か成せることもなく、でも年度締めのタイミングを見逃したら一生書かない気がして書いてみました!いちおう入社エントリ!ちなみに私のお見合い(試用)期間も3月で終わります。業務でもインタビュー記事を書いてきましたが、自分の文章をちゃんと書くの久しぶりで緊張します。
経歴
最初に簡単な経歴から。
大学では建築を専攻、人や組織に興味を持ち人材派遣会社へ。人事や営業を経て「もっと幸せな生き方を!」と2年目で退職。イタリアンでバイトしながら「やりたいことはやるべきことだ」を合言葉にNPOを設立。翌年会員制飲食店「Restaurant+Balance」開業、2年後に建物都合で閉店。銀座ストックのシェフに。お店の縁で奥さまと出会い、結婚。5年の勤務後、転勤帯同でパリへ。2年ほどミシュランビブグルマンのお店で修行した後、主夫に。パリのレストラン・観光案内ブログ「あざらし奥さんとパリぐらし」を制作。帰国後、銀座時代の仲間に誘われ、土佐しらす食堂二万匹の立ち上げに参加。四谷荒木町から六本木に移り、いよいよってとこでコロナ禍で退職。主夫しながら一般社団法人CookForJapanの設立、飲食店テイクアウトマップなどのSave the Tablesの運営・アプリ制作など。2回引っ越し家も買い、そろそろ社会に戻ろうと思い、現職。
🔊社会に戻るまで見守ってくれた奥様には感謝してもしきれません。m(_ _)m
料理人から広報への転職
よく「なんで料理人から広報なの?」って聞かれます。確かにちょっと変な経歴かもしれません。でも、シェフってブランディングから商品企画、広報、CSなど広い仕事をしてるので、自分としては違和感少ないんです。(まぁ、ちゃんとできていたかって言うと、仲間が良かったんですが…笑)
銀座ストックにはTwitter経由で就職したし、オーナーの遠山さん(スープストック創業者)にソーシャルシェフって言われてたり、メールマガジン書くのも好き、10年前、飲食業界ではSABARに次ぐタイミングでクラファンもしてました(その節は皆様ありがとうございます!)。幼い頃から本が好きだったから、文章書くのも好きなんです。「あざらし奥さんとパリ暮らし」でもたくさん記事を書いて、一般社団法人CookForJapan立上げ時にはプレスリリース書いてサイト作って、広報担当の理事をしてたり…いろいろなピースが集まって、いまの上司に「広報やりますか?」と誘っていただいたのがトリガーという感じです。
いえらぶGROUPについて
いえらぶGROUPは、不動産業で働く人の紙仕事やPCでの入力作業などを減らして、お客さんや建物オーナーさんと話せる時間を作って、仕事量を減らす会社です。不動産版のセールスフォースとか、不動産業界に特化したDX企業という呼び方もありますが、色々言ってもキリがないので後藤真希さんに出ていただいたYouTubeをどうぞ。ちなみに今年から不動産特化のBPOとか不動産に特化した動画制作/SNSマーケティングのグループ会社も増えたりしてます。
🔊いつも会社の皆さまに色々教えていただいていてありがたい限りです。頂いた分、何倍にもして返せるよう精進します!
最近のお仕事
グループでの社員数も700人くらいと、けっこう大きな会社ですが広報部門の立ち上げ中。現状ではプレスリリース&企画リリース書いて、不動産業界で面白い取り組みをしている人へのインタビュー(コラム記事と動画作成)などをやっています(ex.goodroom小倉さんのインタビュー)。これから力を注がなきゃいけないのが、メディアさんとの関係づくりと広報戦略の策定。勢いよく「いえらぶのファンづくり」を進めていく予定です。
なぜいえらぶGROUP?
人とタイミングが理由です。最初から部長さんとの面談だったんですが、安心感があって、楽しそうだなぁと…その後入社前にも社内で一緒にランチさせてもらったんですが、みんな楽しそうで「よしっ」って決めちゃいました。あとは、広報担当がいない会社だったので、ほぼゼロからの立ち上げ、そして業界的にも大きく変化していく不動産DXって市場は面白そうだなぁって感じました。一応大学は建築系、マンション買う前にもあいある社長の不動産YouTubeで勉強したりも…引越しの回数も人生で15回(笑)家を借りるのも買うのも、もっと便利になるだろっ!て思ったことも数知れず…
これからやっていきたいこと
チームのミッションは、「いえらぶのファンを創る」だと考えてます。「いえらぶと付き合っててよかった」って思われることから、広くは「不動産屋さんって意外に悪どくないって言うか、いい人多いよね」って言われるように。衣食住の住の部分って、特に古くて重たい業界なので、そこに変化を起こせたら楽しいですよね、絶対。まずは不動産業界での認知増やしながら、先々はいろんなところに出られるといいなぁって思ってます。いまは中小ベンチャー企業向けの広報のバイブル「逆襲の広報」野澤さんの「ゼロイチ広報」に参加して精進してます!
飲食業の経験で役立つこと
オーナー意識を持てること、マネジメント経験、人見知りをしないこと、イベント企画や運営、クラウドファンディングの経験とか、役立ちます。飲食店って若くしてマネージャーとかになるし(自分は25でお店持ちましたし)、アルバイトさんに色々教える経験もありますよね。特にベンチャー企業には若い人が多く、体育会系の空気あったり、大手と比べると整備されてない部分あるけど、パリのレストランと比べると全く気になりません。8時から11時半までほぼ休みなしで働く職場で、20歳の先輩から殴られたことあったもんな…
あと、ときどき部署会をフリースペースで開催することがあって、その時おつまみを作っていくと喜ばれます。まぁ、それは副次的なもので、直接何が役立つというより心持ちかな、通じるのは!(精神論 笑)
40歳、未経験の転職怖くなかった?
たぶん、これ聞きたいですよね。うーん、最初は少し怖かったです。若いチームに馴染める?久しぶり(15年ぶり!)のオフィスワークだし使い物にならなかったらどうしよう…とかたくさん不安ありました。ただ、不安はパリのお店に入る時の方が大きかったし、最初の頃にいくつかプチ成功体験させていただき、安心した感じです。最初の疑問については、馴染めてるつもり&なんとか役に立ててるはず!(ちなみに部長さんだけは歳上です)
質問あれば
飲食業から会社員になりたい人、初心者広報さん(僕も超初心者だけど)、これからパリに旅行に行く人など、質問はこちらのマシュマロからいつでもどうぞ。このnoteでは書ききれなかった話も色々あるので、ぜひお気軽に!
最後にレシピ、置いときます。私のレバーペーストが赤いのは、樋口さんのレシピに加熱(レンチンでもOK)したビーツを40gくらい混ぜたから。ビーツ混ぜなくてもおいしいレシピです!
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