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統合失調症を発症した原因を自分なりに考察

統合失調症の陽性期って結構爆発的な病状です。

私は人生で2回、陽性期を経験しました。

なぜ爆発してしまったのか。

それは「感情を押し殺してきた」からなのではないかと思うのです。

私は元はと言えば、毒舌キャラに近く、ストレートにものを言わないと気が済まない、曲がったことが大嫌い、そんな性格でした。自立期に現れる社会や親に対する反抗心も強いほうだったと思います。

それが「学校生活や社会ではこれでは嫌われる」と気づいたときから、周りを先読みしつつ、自分の性格や物事に対する意見、さらには喜怒哀楽までをも、くさいものに蓋をするように自分自身で抑圧してきたことを自覚しています。

自分が感じたことを無いものにしていたのですね。なんと悲しい。現在流行しているような、メタ認知の方法、内観するヨガや、マインドフルネスなど自分を解放させてあげられるような技術や知識は何も知りませんでした。なぜなら、受験や就職や仕事で成功することしか頭になかったからです。

今となっては、若い頃からもっと自分をいたわったり癒したりして、そういった知識を身に着ければよかったと後悔しています。

「いわゆるいい人像」に一生懸命自分を似せてきたため、もう何が本当の自分かすらわからない。そんな、こころの構造がどうなっているのか、図にしてみました。

心の層

今の自分の心はこんなふうに層になっています。

最も中心にあるピュア=純真。ピンク色のピュアなところ。愛。おそらく自分にもある(と信じたいw)と思います。

ピュアを覆う黒い部分=悪。反抗心。攻撃的。ブラックな部分。これも本来の自分。

黒い部分を隠すための緑の偽善=いい人の鎧。偽善者。社会でやっていくために身に着けてきた自分ではない部分。

ピュアな気持ちや思いはあるのに、黒い部分のフィルターを通ってしまい、偽善となる。そんなイメージ。

この緑の部分を本当の自分だと思い込み、自分の本音=ブラックやピンクから発せられる声を無視しつづけたときに、たぶん統合失調症陽性期が訪れたのだと思います。神様が「もうそろそろ解放しなさい。」と言っていたのだと思います。

私はこの心の層を否定する気持ちはありません。むしろ気づけてラッキー。この図は、「ああ確かに、こうなっている。ふむふむ。」と内観するときの一つの材料です。

私の理想は、緑と黒の面積をだんだんと少なくして、ピンクの占める割合を大きくしたいです。「子供のような感性をもつ大人。」を目指したいです。

そのためには、無理を続けて統合失調症を発症して解放するのではなく、普段からありのままの自分を出していく必要があると思います。

外からの情報や誰々が言っていた等で判断するのではなく、自分の本音、「私は心の底からどうしたいか?」で行動することが大切だと思います。

さあ、残りの人生でどれくらいピンクを増やせるか。ゲームみたいに楽しんでいきたいです。