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【映画】『マイティ・ソー』主演のクリヘムの魅力をふわっと解説

今回は北欧神話の世界がテーマの『マイティ・ソー』を鑑賞。
ソーはアメコミヒーローの集まりであるアベンジャーズの一員です。
イキって国から追放され神の力を失った兄貴・ソーと、裏で王位継承を企む弟・ロキが戦う、兄弟げんかムービー。

アベンジャーズの魅力を教えてくれた人が「マイティーソーの主演俳優に惚れた」と言っていたことと、上司も「マイティー・ソーはおもしろかったね」と教えてくれたことが「それなら見てみよかな」と思ったきっかけです。

結論:死ぬほどってほどでもないけど、かなり面白かった。

シンプルに、ソーの事を好きになれた映画でした。

クリヘムの何が人を魅了するか

たしかに「マイティー・ソーの俳優に惚れました」といったあの人の気持ちめっちゃわかるわ。
主演のクリス・ヘムズワースの笑顔がめちゃくちゃ素敵やった。
笑顔だけで男の器のデカさが分かるような笑い方をするとです。
んでメチャクチャ綺麗なゴリマッチョ。彫刻のように無駄のない、それでいて迫力のあるマッチョ。
ロン毛でヒゲが映えているくせに清潔感がある。生きて笑顔を振りまくだけで女性ホルモンを活性化させてしまうような男なのである。

弟のロキ役のトム・ヒドルストンもまた良いとよ

彼の住むアズガルドという国を、若さゆえのイキり倒しで追放されてしまい、人間の住むこの世界にやってきたソー。
神としての力を失い、ただの金髪イケメンゴリマッチョと化した彼は、果たして神の力を取り戻すことはできるのか?

そしてこの一連の追放劇は、王座を狙う弟・ロキくんの仕業なわけです。
ロキ君の激しい自己承認欲求を満たすため、自分自身がヒーローとなれる筋書きを用意し、そのために兄を追放しました。

彼の見た目とかも女性ファン多そうだなぁ。細身でどこか不安定で陰のあるイケボ俳優さんなので。

このロキ役のトム・ヒドルストンさんの演技、アベンジャーズの時点で好きだったのよ。
基本的に感情を表に出さないようにして、表面張力ギリギリのところで怒りを漲らせる感じの話し方が最高。
アベンジャーズの檻の中からブラックウィドウを脅すシーン良かったよね。

本作でも、ロキの「いつも感情を抑えてきた人生です」って感じの演技が良かった。
絶妙に涙を目に浮かべ、爆発寸前の感情をも押さえて気持ちを吐露するロキくんからちゃんと哀しさが伝わってきた。
彼の演技が、現実離れした神話の世界にリアリティを与え、劇のシリアスさで映画全体を締まったものにしていたと感じました。

ソーというキャラクターの魅力

ソーが人間界に落ちてきてからのドタバタコメディも、ソーを好きになった理由の一つ。

やはり人間界と神の世界ではルールやマナーが違うので、ソーの立ち振る舞いが周りをいちいちざわつかせるんですよね。
たとえばコーヒーを飲み終わった後「もう一杯!」と叫んでマグカップを地面に叩きつけるとか。
でも「それはやめて」と注意したら「なぜだ?これが俺の世界では普通だが?」みたいな口答えを一切せず、満面の笑みで「分かった」と言えるのがソーの魅力ポイント。素直なやつは大体かわいい。

病院で混乱し暴れまわるソーに迫る注射器を見て
「俺はソーだぞ、そんなものが効くわけ」プス「うぅ(気絶)」みたいな、明石家さんまばりのベタなフリオチも披露してくれるナイスガイ。

ちょっと気になるポイント

気になる点で言えば思ったよりアクションが少ないことと、浅野忠信のセリフが3つくらいしかないことかな。

アクションシーンもなんかドタバタしているというか、動きだけ言えばスタントマンの卵レベル。
とにかくエフェクトは凄いので、そこに助けられているって感じかな。
この辺は続編で掛かる金も違ってくるだろうし、どう進化するかどうか楽しみにしたいと思う。

とにかくクリスヘムズワースの圧倒的な肉体美と圧倒的なスマイルを愛でる映画です。

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