内省を深める、人生の棚卸し、夢かな手帳について

ブログを書くに当たって、色々と過去を振り返るため、内省を深めて、自分の前半の人生の棚卸しをしているような気持ちになっています。それにおいて不可欠な、今回は、手帳について書きます。

いつも、手帳は11月始まりの
・『夢を叶える人の手帳』 著:藤沢優月さん

を使用してきました。それこそ十数年来。2014年からの手帳しか残っていなかったのですが、おそらく大学生の頃に出会った記憶があります。購入当初のものは残っていないので、自分の言葉で解釈したことを記載しますが、
・自分の状態を俯瞰してみる、
・手帳で時間を見える化する
・忙しい時ほど、一歩立ち止まって考える時間を持つ(「灯台の時間」という表現をされています)
といったことを書かれていたと記憶しています。

自分というやっかいなものに手を焼いていた青年期の私は、わかりやすく「アイデンティティ」を模索しており、モラトリアム状態にありました。
理想と現実のギャップにおびえ、一歩も前に進めなくなっていたので、

今となってはわかる、
・「今、ここ」を大切に、目の前のことに全力を尽くすこと、
・山頂が高すぎることに恐れおののくのではなく、目の前の一歩を確実に進めていくことの大切さ

に気がつくために、必死に心理学の本などを読み、加藤諦三さんの本も何冊か読みましたし(いつか書きたいです)、
その中でも、手帳、という形であったため、『夢をかなえる人の手帳』は、毎年更新しながら、持続してふれあってきたシリーズであったと思います。

毎年9月に発売になるので、そろそろ予約をしようと思ったら、見当たらないので、出版元の「ディスカバー21」に問い合わせたところ、今年は販売しないとのこと。藤沢さんもブログ公式ブログをやっているため、拝見しましたが、22年続いた『夢を叶える手帳』も2024年で一旦終了とのことでした。

これまで、手帳に書いては、目標と課題を見直し、卒業試験、国家試験、初期研修医制度、後期研修、専門医試験などの、自分を「自立」させるための社会的なものから、恋愛、結婚、出産、といった、よりプライベートな課題、を乗り越えることをしてきました。

それこそ自分自身の内省を深めることにもなりましたし、そのときに思いついたことを書き留めておく、メモ帳のような働きもしてくれました。

手帳と一緒に、叶うこと叶わないことを現実的に判断して、いくつも「夢」という程のものでもない、「目標」を実現してきました。手帳の使い方を全く知らなかった20代の当時の私に、手帳の素晴らしさを教えてくれました。

これまで、ありがとうございました。

現在、40代になり、これまた「中年期」の課題の真っ只中ですが、これまで培ってきた手帳の使い方を今後も生かしつつ、また新しい気持ちで前を向いて歩いていきたいです。


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