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【品質改善に向けて】改善の意欲を削ぐものは?

こんにちは。中継ヘリコプター🚁です。

2月に入りました。暖かくなる季節も近づいていますのでもう少しだけ寒さに耐えていこうと思います。

さて、今までは改善をしていくヒントになるような記事を書いてきましたが、今回は少し視点を変えて改善すら始まらない状態に注目をしたいと思います。

改善をしようと思うステージすら立たない。
改善の意欲を削ぐものはなんなのか?
についてお話をしていきたいと思っています。

よろしくお願いします。

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改善は自ら進んで行っていく事ができればBESTですが、すべてがそのように進めていけるわけではありません。

やっていく気持ちがあっても
・やり方が分からないからできない
・改善に対してネガティブなイメージを持っておりやらない
など進まない事は多々あります。

やり方が分からないだけであれば、先輩や有識者が一緒に行うなど教育を通じていく事で自ら改善を進めていける事ができると思います。
しかし、ネガティブなイメージを持っている場合はそれを取り除いてあげる必要があります。

ではこのネガティブなイメージについてもう少し深堀をしていきましょう。

「なぜネガティブなイメージはできてしまうのでしょうか?」

昔アンケートを実施したのですが、理由として多く挙げられるのは以下のような内容でした。

①改善の進め方について教えてもらった事がないのに無理にやらされて結果に対しての指導を受けた
②自ら改善を進めても誰も何も評価をしてくれない
③改善よりも仕事を優先するように言われるため優先順位が下がり、時間があっても改善はやってはダメなものと認識している
④会社都合や部署都合の時だけ強制的にやらされる

上記で挙げたような状況に1度でもなってしまうと改善に対してネガティブなイメージを持ってしまう事は仕方ないと思います。

私は仕事柄多くの会社を見てきましたが、改善について大事だと認識しながらも進めていく体制が全く整っていなかったり、ぱっと見きれいに仕組みはあるが、表面上だけの仕組みで中身がついてきていなかったりしているのを見てきました。

そういうところに限って、改善が進んでいないことに対してなぜ?と質問を投げると「個人が悪い」という理由が返ってきます。


いやいや。。。違いますよ


従業員個人の改善意欲を削いでいるのは個人そのものでなく、間違いなく会社として仕組みや、マネジメントクラスの対応の仕方になります。

以下の記事で書きましたが改善は継続をしていく事で効果がn倍化します。
(時間あれば是非覗いてみてください!)

継続させるためにはまず改善を自ら行うステージにのせてあげることが大事であり、継続も含めてどのような体制で改善の仕組みをつくっていけるのかを考えていく必要があります。

・新しい人が入ってきたときは、改善について紹介し先輩や有識者と一緒に行う機会を作る
・会社/部署として改善目標を設定しその目標に対して進捗確認をし自ら進めた人を評価してあげる
・仕事の合間にもできる改善のコツを教えてあげる

などをつくっていく事で、ネガティブなイメージを持つことが少なくなっていくはずです。

改善の意欲を削ぐネガティブなイメージを払拭する事ができれば、改善を自ら進んでやっていくというステージに立つことができるようになっていき、どんどんと成果が大きくなっていきます。


ただし、、、


ここで一番気を付けないといけない事は、
ネガティブなイメージは1回でも持たせないほうがいい
ということです。

一度でも改善に対してネガティブなイメージを持ってしまうと自ら進んで行う事ができなくなってしまうので、新しく入ってきた人に対してどう進めていくからしっかりと仕組みの中に落とし込みをしていく事を強くお勧めします。

今回は以上です。

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