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処暑

今日は処暑です。
処暑とは、暑さが終わるという意味があります。
暑さの峠が過ぎ、朝夕には涼しい風が吹き、
虫の声が聞こえるような時期になってきます。

ただ、少し前に比べてれば暑さは和らいだようにも思えますが、
まだまだ日中は暑さが残っています。
蒸し暑さもあり、いまだ熱中症警戒アラートの連絡が入ってきてます。

台風10号も上陸しそうな予報が出ています。
これから台風の時期にもなり、
まだまだ蒸し暑さが残りそうです。

夏の疲れも出やすい時期になります。
しっかりと食事をとり、体調を調えたいところです。

処暑の時期には、野菜や果物、魚など様々な食材が旬を迎えるそうです。
サツマイモやスダチ、葡萄、無花果、秋刀魚などがあります。
食事から身体を調え、充実した日々を送っていきたいものです。

食べ物ではありませんが、
秋の七草というものもあるそうです。
秋の七草とは、
萩、ススキ、クズ、カワラナデシコ、女郎花、フジバカマ、桔梗の七種だそうです。
山上憶良が歌った歌が基になっているとかで。

その歌が萬葉集巻第八に二首続いて収められています。
それが
 秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の草(8・1537)
 萩の花・尾花・葛花・瞿麦の花 女郎花また藤袴・朝顔の花(8・1538)

これからの季節、食べ物ばかりではなく、
眼や耳でも季節を感じられたなら、
いつもと違う一時を送れるのではないでしょうか。

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