程よい距離感へ、どうもなってきた
ぶっちゃけると母との距離感です。最近、どうも整ってきたような。そんな気がしてて。
わたしは母との縁が濃いというか。善きにしろ悪しきにしろ、わたしへの影響をむちゃくちゃ及ぼした人。悔しいんだけど、そうなんですよね。
多分、わたしの人間関係の基礎というか。土台となる感覚を築いた相手。あー、根幹だ。そりゃ影響大だっつうの。
心の機微に触れる思い出も多くあり、文章にしやすくて。時折、こちらのnoteでも書いてきました。その書く内容が、時間を経て変化してきた。そう思うのです。
以前は「誰も立ち入らせぬぞ」のような剣幕で、書き立ててた。言葉も、言葉運びも、刺さるものを選びがち。ひとえに余裕が無かったんだよなー。
何回も何回も、使い古すように、いっぱい書いて。そうやって書いてくうちに、ちょっとずつ変わってきて。たくさん書くことで、しっかり自分で受け止めた。「誰かに分かってもらおう」が不要になったような。あーもう分かった、分かった。そうやって自分がお腹いっぱいになるほど、受容したと思います。
今やあえて軽い言葉を選ぼうとしてて。すごく変わったでしょ。じゃあ読者に届きにくいんじゃないか。あなたは思ったかもですね。わたしも思いました。
でもね、そうじゃない。むしろ過去よりも届く。伝えようと気負ってない分、身軽に遠くへ飛べる。そんな感じです。
ちょっと不思議なことを言いますね。先日SEKAI NO OWARI さん「サザンカ」を初めて聞いたと書きました。調べたら、オリンピックのテーマソングだったのです。なんで私は聞いたことないんだろう。開催年を調べて、唖然でした。
その年は2018年、ちょうど母の病気が分かって、怒涛の日々を送ってたころ。全くテレビを観れなかった。母の病気以外は、記憶が曖昧な年です。
なんの縁か先日、こちらの曲に励まされ。そっか。あの空白だった６年前と今が、繋がったんだなー。そんな感覚になりました。
もう空白でなくていい。母へおんぶに抱っこの感性じゃなく、いまや土台の上に積み重ねた感性を築いてる。そういうことか。ひとり納得です。
ここから先、どんなものが書けるかな。自分で楽しみです。
では また
