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思いきって本音を書いたら。もっと奥にある、本音の扉が開いてきた

先日有料で鍵かけをした上で、「なぜ仕事を辞めたいと思ったのか」という記事を書きました。

そうしたら不思議なことに、公開から数日後に職場の人から食事に誘われて。とんとん拍子に互いの日程調整がうまくいき、昨晩はお食事会でした。

わたしは辞めるにあたり、「当直をしたら、体の調子が悪いから!」のこれ一本で通し、切り抜けました。言う前から想像していた通り、案の定いまも不審がられてます。

確かに事実として健康上の理由はあるのだろうけど、その理由の奥には原因があるはずだ。その原因はなにか。ストレスか?ストレスなら、何によって引き起こされたストレスか。…てな具合に勘繰られ、探りを入れられたこともチラホラ。

「わたしは何がなんでも言いませんけど、何か。何か問題ありますか?」。そんな圧強めで、ここまでは跳ね除けてきました。

なぜに言わまいと頑固だったのか。真の理由を言ったとて、「はっ。そんなこと」と軽んじられると思っていたから。そうして言ったが最後、わたしがもっと傷つく展開へ発展し、予想だにしない特大の言葉を投げつけられたり、思わぬ人事が発動することも想像できた。いわゆる大騒動になりそうな予感。だから言えなかったのです。

そうだったのですが。昨晩会った職場の人には、有料記事に書いたままの本音の理由を飾らずに、そのまま伝えることができました。ビックリの変化です。臆することなく、するすると話すことができたのです。

実際に打ち明けてどうだったか。「えっ!えっ!えー!!」と非常に驚いてくださり、わたしへ何て声をかけようかと逡巡してくださったのが印象的でした。

さて、どうして「言おう」へ変化したのか。ひとえに自分の本音そのものを、ここnoteにてしたためたから。

したためたとは漢字で「認めた」と変換されるように、まさに自分でしっかり認める過程を経たからだと思います。

それとともに、記事を購入しスキをくださった方がいる、高評価をくださった方がいる、一緒に怒ってくださる方がこの世の中にいる。シャカリキに腹が立ってた割に、どこか自分の気持ちを所在なさげにしてた。軽んじようとしてた。

そんなことしなくていい。しっかり抱えていいんだ。皆さまのおかげで、心強くなれました。

どうしよう。鼻をズルズルさせるほど、思い出しては無茶苦茶泣いてしまった。でもそのくらい有り難かったです。

そうして現実世界でも、仕事を辞める理由の深いところをちゃんと言えた。昨晩は大きな一歩だったなーと思います。

そしてタイトル回収です。ここまでの本音を洗いざらいぶち撒けて見たからこそ、気づいたことがあって。

わたしは何に怒ってるのだろう。まだ何か奥底でくすぶってるものがある。例えるなら、マグマのようなボコボコ沸いた塊が胸の中にある。

「怒りとは二次感情だ」というのを聞いたことがありますか? 心理学の考え方です。簡単に説明すると、悲しいとか、傷ついたとか、何か先にキッカケがあったから「怒った」になったという話。

守りたい何かがあったから、わたしは「怒り」を発動させた。仕事を辞めるという行動で示すほどに、わたしは自分の何を守り、大切にしたいと思ったのだろう。ふと思ったのです。

きょうはまだ、奥底の本音は分かりません。ぼんやり、でも確かにある。分かったその時は、文章にしたいなと思っています。もしよければ、また読みに来てくださいね。

では また

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