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2023.5.30(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比94.62円高と4日続伸。前日の米株式市場は、メモリアルデーで休場だった。このため、朝方はやや手掛かり材料難となるなか、日経平均株価は小幅安でスタートした。その後、一時プラス圏に浮上する場面があったが前場は軟調に推移した。ただ、後場に入ると半導体関連株などに買いが入り、日経平均株価は再びプラス圏に浮上。欧州勢からの買いが入ったとの思惑も出ていた。結局、日経平均株価は上昇し前日に続きバブル崩壊後の高値を更新して取引を終えた。ただ、TOPIXは小幅安となり、日経平均株価への寄与度の高いハイテク株などが相場を牽引した様子だ。

  • トヨタ自動車の佐藤恒治社長らは30日、4社の共同会見で以下のように述べた。
    * トヨタ社長:日野・三菱ふそう・ダイムラートラック4社で水素モビリティの普及を商用車で加速させたい
    * トヨタ社長:自動運転など技術開発力の普及や投資、日本の市場規模は小さく単独では難しい
    * ダイムラートラックCEO:日本の商用車大手2社が結集すれば脱炭素に向けた全ての技術にアクセスが可能になる
    * 三菱ふそうCEO:伝統ある当社でも単独でできる範囲を超えており規模が必要
    * 日野自社長:単独で脱炭素など対応厳しく今回は千載一遇の機会、不正は自ら立て直す
    * トヨタ社長:資本提携しているいすゞとの協業は今後も続ける

  • アデエモ米財務副長官は30日、連邦債務上限を引き上げに向け議会が6月5日までに行動しなければ、米国は破滅的なデフォルト(債務不履行)に直面すると警告した。同時に、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が「誠実な妥協案」について交渉したと明らかにした。アデエモ副長官はMSNBCに対し、議会が債務上限に関する合意を速やかに承認することが「不可欠」だとし、「6月5日に議会が動かなかったら、米国は200年を超える歴史の中で初めて、高齢者、退役軍人、軍隊、債権者に対するあらゆる約束を果たせない状況に陥る」と述べた。

  • 米国株式市場は、連邦債務上限引き上げに反対する議員を巡る懸念が圧迫要因となる一方で、生成AI(人工知能)などAI向け半導体需要への期待から半導体大手エヌビディアが買われ、まちまちで終了した。エヌビディアはこの日の取引で、時価総額が半導体メーカーとして初めて1兆ドル台に乗せた。バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長は27日に債務上限の一時停止で合意した。マッカーシー氏は30日、合意案の採決は共和党にとり容易であり、可決の可能性が高いと述べた。ただ、党内の強硬派の一部は合意案に反対している。

↓5/30(火)経済指標をまとめました。

2023/5/30

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