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2023.6.15(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比16.93円安、5日ぶりに小反落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では11会合ぶりに利上げは見送られたが、政策金利見通し(ドットチャート)は年内2回の利上げを示唆。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「インフレ低下のための経済の条件がそろいつつある」と述べるなどハト派姿勢を示したこともあり、NYダウは下落したもののナスダック指数は上昇した。これを受けた東京市場では前場は値を上げ、日経平均株価の上昇幅は一時260円を超えた。1ドル=141円台へ円安も進むなか、ハイテク株などが堅調だった。ただ、急速な上昇で高値警戒感も台頭するなか、売りが膨らみ引けにかけ値を消した。

  • 岸田文雄首相は15日夕、今国会会期中の衆議院解散を見送る考えを表明した。会期末が近づき、立憲民主党が内閣不信任決議案を提出する動きをみせていたことから、首相の判断が注目されていた。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。予想されていた通り欧州中央銀行(ECB)が理事会で政策金利の0.25%ポイント引き上げを決め、インフレ抑制を目指して金融引き締めをさらに進めることを示唆したのが売りを誘った。

  • 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が終値で1年2カ月ぶり高値を更新した。インフレ圧力の緩和などを示す一連の米指標が好感され、年内の追加利上げへの懸念が和らいだ。米国債利回りの低下を受けて高PER(株価収益率)のアップルとマイクロソフトがそれぞれ1.1%と3.2%上昇し、2021年11月に記録した過去最高値を更新した。この日発表の指標で5月の小売売上高は予想外に増加し、週間の新規失業保険申請件数は前週から横ばいとなったが、市場予想を上回った。また、5月の輸入物価指数は前年同月比で3年ぶりの大幅な下落となった。13日発表の消費者物価指数(CPI)も総合指数の伸び率が予想を下回っていた。

↓6/15(木)経済指標をまとめました。

2023/6/15

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