2024.3.11(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比868.45円安と、大きく反落して取引を終えた。週末の米国株式市場での半導体株安や、日銀の早期正常化への思惑による為替のドル安/円高基調が投資家心理を圧迫した。日経平均は一時1100円以上下落し、米利上げ前倒しの思惑から相場が急落した2021年6月以来、最大の下げ幅を記録した。時事通信が8日、日銀は先行きの国債買い入れ規模をあらかじめ示す新たな「量的」金融政策の枠組みを検討していると報じ、早期の政策修正への思惑を誘って為替は円高に振れた。ドルは11日の取引時間中も146.50─147.00円での推移で、円高基調が引き続き相場を圧迫した。
中国株式市場は続伸。2月の中国消費者物価指数(CPI)が6カ月ぶりに前年比上昇に転じたことを受け、景気回復への期待が高まった。香港市場もハイテク株主導で上昇した。
欧州株式市場は下落して取引を終えた。テクノロジー株の下落が相場を押し下げた。利下げ開始時期を探る上で注目されている米2月消費者物価指数(CPI)が12日に発表されるのを控えて投資家は慎重な姿勢を示した。
米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が小幅下落して取引を終えた。投資家は今後数カ月の利下げ見通しに関するさらなる手掛かり
を得ようと今週発表される米消費者物価指数(CPI)と米卸売物価指数(PPI)に注目している。日銀は11日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)の買い入れを見送った。11日前場のTOPIXは2.25%安の2665.37ポイントだった。市場では、TOPIXの前場終値の下落率が2.0%を超えた場合、日銀がETF買いに動くとの観測があるが、きょうは買い入れを実施しなかった。
↓3/11 (月) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→67 GREED
今後の重要イベント
※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日 3/28(木)