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ドラマ感想

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ドラマの感想をつらつら。
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わたしの今日が、明日に繋がる。[アンメット〜ある脳外科医の日記〜/ドラマ感想]

わたしの今日が、明日に繋がる。[アンメット〜ある脳外科医の日記〜/ドラマ感想]

杉咲花ちゃんがすごい良い女優になったなぁと思ったドラマ。
一気見したので感想!

リアルタイム放送中にSNSをざわつかせていたのは知ってたけれど、今ほどドラマを観る興味もなく保留にしてた一作。
そもそも杉咲花ちゃんの、無理矢理キャラを作ってる感、が全面に出てた頃があって、苦手意識から観なかったのもあった。でも後悔、早く観ればよかった。
歳を重ねて本人の素質とやれる役がマッチした感じがすごい良くて、

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八百万の神の戦争、最終回を考察してみた!〜藤原竜也、神になる〜[全領域異常解決室/ドラマ小話]

八百万の神の戦争、最終回を考察してみた!〜藤原竜也、神になる〜[全領域異常解決室/ドラマ小話]

※ネタバレ注意

皆さまは全領域異常解決室をご存知だろうか?

以上があらすじ。
3話までは超常現象に見せかけた種も仕掛けもあった事件。それが4話で覆る。
まさかの八百万の神が人間に転生し、戦争中という第二章の幕開けだったのだ…!
藤原竜也の「神様なんだよ」宣言に盛大に吹き出してしまい(藤原竜也さんはとても素晴らしい役者です。大好きです)、3話で切る予定が最終話まで見守らないといけない…!という使

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もう、この部屋を出て行く理由がない[0.5の男/ドラマ感想]

もう、この部屋を出て行く理由がない[0.5の男/ドラマ感想]

「こども部屋おじさん」「こども部屋おばさん」という言葉が生まれるくらい実家暮らしの成人はお荷物というレッテルが貼られる。
それを「0.5」と名付けたのはなかなかに秀逸だ。タイトルを見て一気見。5話でさくっと見れるのはありがたい。

雅治はひきこもりだったが、住環境が変化することで今までのぬるま湯の生活が徐々に変化していく。
それは緩やかな変化だったが、昼夜逆転の生活だった人間が働くところまで社会復

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誰よりも「救いたい」と悲劇を気取ってた[ライオンの隠れ家/ドラマ感想]

誰よりも「救いたい」と悲劇を気取ってた[ライオンの隠れ家/ドラマ感想]

なんとなーくTVerで1話視聴。
久々に良質なミステリーの予感。
一緒に最後まで観ませんか?

まだ2話までしか公開されてないので観はじめるなら今!
伏線がたくさん張り巡らされていて洸人と同じ目線でストーリーを体感できて次の展開が楽しめる。

何より、みっくんの演技が良過ぎて…!自閉症の方ってあんな感じだよなぁと感動しました。
洸人の対応も淡々としてて、でもここまで来るのに葛藤はあったし、両親がい

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人が宣う地獄の先にこそ、わたしは春をみる[虎に翼/ドラマ感想]

人が宣う地獄の先にこそ、わたしは春をみる[虎に翼/ドラマ感想]

2024前期、朝ドラ完走しました。
全体の感想としては「もりもりドラマ」。
自分の忘備録としてあらすじ。

ドラマの冒頭に憲法14条のくだりがある。ここにドラマが追い付くまでは主人公が主人公をしていた。
いや、家庭裁判所発足までかな?とりあえずそこまでは主人公の行動で周りも動いたような印象だった。
けど、仕事で地位を持ち家庭で一線を引かれた頃から主人公感がなくなったように感じた。傍観者感というか。

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走馬灯?白昼夢?それから得るものは?[終わりに見た街/ドラマ感想]

走馬灯?白昼夢?それから得るものは?[終わりに見た街/ドラマ感想]

SNSで結末に賛否両論だった例のドラマ。
3度目のドラマ化という事らしいけど、大筋はそのままという知識を入れて視聴してみた。

キャラは全員に「こういう人いそう」感があって自分の中に馴染みやすかった。
特に敏夫が世間に馴染みながらも現代であった人間的な良さが残っていて家族をバラバラにさせずにすんでいたように思う。

後半の子どもたちが時代に馴染み、大人が逆らってる姿に「え?」と思ったけれど、あの時

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