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逃げ出したけど、諦めなかった2年半を振り返る。
女性向けキャリアスクールSHElikesを卒業した。
前の会社の退職とほぼ同じタイミングで入会したので、休会期間を含めて2年半在籍していたことになる。
SHEは好きな場所だけど、SHEのない生活を送ってみたくなった。
というのが卒業の理由だ。
この2年半をひとことであらわすなら、「逃げ出したけど、諦めなかった」になる。
今回は、私の2年半を振り返りながら今の気持ちを残しておこうと思う。
“逃げ出した”について
なにから逃げ出したかというと、前の会社からだ。
うっかり自分に合わない体育会系な職場に入ってしまい、心がすり減ってしまった。
心がすり減って退職するしかなくなった私は、なにかしらのスキルを身につけなければならないと、すがるような思いで入会したのがSHEだった。
そこで私は、本当にいろんな仕事、働き方、生き方があると知り、素敵な人たちと出会えた。
人生で初めて誰かに憧れたり、ロールモデルと思える人たちにも出会えた。
少し前まで「仕事ができないヤツ」と扱われていた私に、「魅力がある」と言ってくれる人もいた。
今までは不安そうな顔をしていたのに、最近の私がいきいきしているように見えるとわざわざ伝えたくれた人もいた。
前の会社から、なんのあてもなく逃げ出した私がたどり着いたのは、こんな優しい世界だった。
“諦めなかった”について
なにを諦めなったかというと、この2年半で出会えた人たちに出会えること。
それと、自分らしく生きること。
そもそも退職したときには、この2年半で出会えた人たちの存在を知らない。
自分の心地よさを基準に生きる!と決めたけど、いま私に関わってくれている人たちに出会うことを目標にしていたわけでは、当然ない。
だけど、会社を辞めたから、つまり逃げ出したから、この人たちと出会えたんだとはっきりと言える。
そして、私に出会ってくれた人たちは、私に自分らしく生きるエネルギーをくれた。
「くれた」というよりも、もともと持っていたものを取り戻してくれた、というほうが正しいかもしれない。
いろんな人に憧れて、その人の場所に行ったりもして(具体的にはコミュニティに入ったりだとか)、少しずつ私も自分らしい人生を歩みたいと思うようになった。
私なんかがそう思ってもよいのだろうか?とも思ったけど、素敵な人たちと出会えたら、自然と「自分らしく生きたい」という思いが芽生えた。
「私だって、自分らしく生きることができるんだ!」という自信があったわけじゃない。
でも、諦めたくなかった。
だって、それを実現している人たちに出会えたから。
もちろん、自分らしく生きたいと思ってからも紆余曲折あった。
やっぱり私なんかには無理なんだと思ったのは、一度や二度ではない。
いや、過去形ではなくて今もあれこれと苦悩している。うまくいかないことばかりだ。
だけど、諦めなくてよかったと心から思っている。
まあ、経済面ではまだまだだけど。
これからのこと
直近の目標としては、主催するワークショップ #過去の私を愛おしく想えるWS の2回目をやりたい。
今年中にやることが理想だ。
ご参加者にとってよりよい場になるように、コミュニティについて学んだり、傾聴や対話を学ぶのもよいかもしれない。
このあたりはまだ決まりきっていない。
ひとときの夏休みを終えたら、また考えてみようと思う。
おまけ
興味を持ってくださったら、こちらの記事を読んでいただけると嬉しいです!
◯心がすり減って退職するしかなくなった私が、「自分の心地よさを基準に生きる」と決めたときの記事はこちら。
◯ #過去の私を愛おしく想えるWS の初回の感想はこちら
◯ #過去の私を愛おしく想えるWS の2回目の感想はこちら
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